Firefox 1.5.0.3では、DoS誘発につながる深刻な脆弱性が修正された。日本語版もリリースされている。 Mozilla Foundationは5月2日、Firefoxブラウザのセキュリティアップデート「1.5.0.3」をリリースした。DoSの脆弱性が修正され、日本語版も公開されている。 Mozillaのアドバイザリーによれば、designModeが有効になっている時に、削除されたオブジェクトを利用しようとすると、通常はブラウザのクラッシュを引き起こすが、悪用されると不正コードを実行されてしまう恐れがある。深刻度は「重大」とされている。 なお、この問題はFirefox 1.0.xやMozilla Suite 1.7.xなどのクライアントは影響を受けない。 アップデートを適用するまでの間、JavaScriptをオフにすればこの問題を一時的に回避することができるという。
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