秋元康総合プロデュースのもと、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んだ声優アイドルプロジェクト22/7(ナナブンノニジュウニ、通称ナナニジ)。外部の舞台にも精力的に出演するなど、その〝顔〟といえるエース級の活躍を果たしてきた宮瀬玲奈の卒業コンサートが、5月25日、Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された。宮瀬を中心とする楽曲のみならず、前日に発売されたばかりの11thシングル「僕は今夜、出て行く」収録曲を全曲披露し、14人一丸となってグループの今、そして未来への希望を輝かせた一夜限りの公演の模様をレポートする。 22/7の一員となり、公募で宮瀬玲奈という名を得て、立川絢香というキャラクターの配役が決まり、ときに過酷な現実に飲み込まれそうになりながらも持ち前の根性と強い責任感を持って踏ん張り、さまざまな楽曲のなかにアイドルの輝きを放ち続けた6年半――。そんな、この