なかなか解決策が見いだせない、格差や貧困の問題。 全国で最も生活保護を受けている人の数が全国で最も多い大阪市では、年間およそ3,000億円を生活保護費に使っています。 生活保護の人にさまざまな就労支援をしていますが、仕事を得て自立した人の割合はわずか4%。 政策の効果がなかなかあがっていないと言います。 大阪市保護課 難波勉課長 「なかなか就労に結びつかないのが現状。」 格差や貧困は世界共通の課題です。 どうすれば解決の糸口をみつけることができるのか。 そこで注目されているのが、「ベーシックインカム」。 いったいどんな制度なんでしょうか。 高瀬 「初めて聞いた方もいらっしゃると思います。 この『ベーシックインカム』という制度が私たちの暮らしや経済をどう変えるのか、その可能性について、おはBizキャスターで経済部デスクの豊永さんとともに考えていきます。 まずは、『ベーシックインカム』という制