(CNN) クリーム入りのスポンジケーキやチョコレート、クッキー、砂糖たっぷりのドーナツ。米国のコンビニエンスストアでおなじみの菓子ばかりを10週間食べ続けた米カンザス州立大の研究者が、12キロ余りの減量に成功した。 同大の栄養学者、マーク・ホーブ教授(41)は今年8月、自らダイエットに挑戦して授業の題材にしようと思い立った。減量の効果は食事の内容でなく、摂取カロリーで決まるとの仮説を立証するために、甘い菓子やシリアル、チップスなどで1日1800キロカロリーの食生活を続けた。ホーブ氏の体格から算出される必要摂取カロリーは2600キロカロリー。当初は1カ月間の予定だったが、順調に体重が減ったため、そのまま10週間続行したという。 ホーブ氏の体重は現在79キロ。BMI(体格指数)は28.8の「肥満」から24.9と、「標準」の数値まで下がった。33.4%あった体脂肪率も24.9%に落ちた。さらに