(CNN) 米老舗百貨店のメイシーズは、買い物客がコンピューターで選んだ服を仮想試着できる「魔法の鏡」をニューヨーク店の試着室に導入した。 鏡にはタッチスクリーン式のコンピューターが接続されており、買い物客は画面をスクロールしながら服を選んで鏡の中で「試着」できる。 鏡に取り付けたカメラで試着した姿を撮影し、コンピューターが生成したパスワードとともにインターネットに掲載したりメールで送ったりして、友人にコメントを求めることもできる。 導入を支援したデジタルマーケティング企業のLBiは「小売店の役割が変化し、実体とデジタルの境界が薄れつつある中、業界は革新的な解決策の提示という課題を担っている」と解説する。 メイシーズは9月に開いたファッションイベントでこの鏡をデビューさせ、今週に入って宣伝に乗り出した。既に数千人が利用しているという。関係者は、小売店はどこもデジタル通の若い消費者にアピール