合弁会社設立について説明するグラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁(左)とファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=13日午後 東京都千代田区の帝国ホテル(撮影・早坂洋祐) カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは13日、グラミン銀行と提携し、バングラデシュで10月に現地向け衣料品を企画・生産・販売するための会社を合弁で設立すると発表した。 ビジネスを通じて貧困や衛生、教育など社会的課題の克服を目指す「ソーシャルビジネス」の一環。衣料の普及や雇用創出で、貧困からの自立を促す。 ファーストリテイリングが提携するグラミン銀行はバングラデシュで無担保・低金利で融資する「マイクロ・クレジット」を展開。同国の貧困層の救済にあたっている。9月にソーシャルビジネスを展開するための現地法人を設立、合弁で「グラミン・ユニクロ」を10月に設立する見通し。 資本金は10万ドル(約900万円)
アフリカと言えば、ルワンダやソマリアなどの内戦に代表される「民族紛争」を思い浮かべる人は少なくないだろう。しかし、21世紀に入って一部の紛争を除いて、多くは収束の方向にある。 では、今後のアフリカは政治的・経済的な安定が見込めるのか――。アフリカの状況を、植民地支配からの独立で現れた国家と社会的変容という視点からの分析で2009年のサントリー学芸賞に選ばれた『現代アフリカの紛争と国家-ポストコロニアル家産制国家とルワンダ・ジェノサイド』の著者、武内進一・国際協力機構(JICA)研究所上席研究員にアフリカの政治情勢と経済環境の今についてまとめてもらった。 ワールドカップ、希少鉱物資源、海賊問題・・・。昨今、アフリカに関する記事がしばしば新聞の一面を飾るようになった。岡田克也外相は、5月の連休中の訪問先としてアフリカを選び、普天間問題への影響を懸念する他党からの批判に対して、「アフリカ訪問を非
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