夏に生まれた人よりも冬に生まれた人の方が、うつ病や総合失調症にかかる確率が高いという研究結果が5日発表された。 米テネシー州のヴァンダービルト大学の研究チームは、夏と冬に生まれたマウスを対象に実験をした結果、夏に生まれたマウスは季節に変化なく安定した行動を示したが、冬に生まれたマウスは季節に応じて行動が著しく変化したことを明らかにした。 研究チームによると「生まれた季節が違うと、生物時計にも差が出る」とし、「生物時計は人の気持ちにも影響を及ぼす」と説明している。 研究に参加したダグラスマクマホン教授は「冬生まれのマウスの行動の変化は、冬に生まれた人々の情緒障害に酷似している」とその関係を示唆。そして「冬に生まれた人は、インフルエンザや風邪など、季節に応じて流行する病気にも敏感である」と付け加えた。 となると気になるのが、常夏、もしくは常冬の場所で生まれた人たちはどうなるのだろうか?というこ