(CNN) 英国の裁判所は20日、法廷で取材中の記者がミニブログのツイッターで裁判の様子を生中継することを認める判断を示した。 イゴール・ジャッジ首席裁判官は「法廷の様子を外の世界に同時中継する目的で、目立たない携帯型の静かな現代機器を使うことは、一般的に適正な司法手続きの妨げにはならない」と指摘、メディア関係者はケースバイケースで裁判所にツイッターの利用許可を求めることができるとした。 カメラや録音機材の持ち込みは引き続き禁止されているため、イングランドとウェールズの法廷からの生中継は、ツイッターが唯一の手段となる。 ジャッジ裁判官は「文字による生中継を認める最大の目的は、メディアが裁判の様子を公正かつ正確に報道できるようにすることにある」と述べている。 ツイッター利用が問題になったのは、告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジュ氏の裁判取材をめぐり、裁判官の判断が分かれ