(CNN) 米国の男女間の所得格差は縮小しているものの、女性の平均所得は依然として男性の約75%にとどまるという調査報告書を米ホワイトハウスが1日に発表した。 それによると、大学進学率は女性が男性を上回ったにもかかわらず所得格差には反映されず、貧困状態にある女性も男性より多かった。働く女性のうち、配偶者を上回る収入を得ているのは18%だった。 既婚女性の割合は2009年の統計で62%となり、1970年の72%よりも減少。一度も結婚したことのない女性は09年の統計で15%を占めた。 女性が生む子供の数は減り、第1子を出産する年齢は上がっている。30代で第1子を産む女性は70年代は4%のみだったが、現在は22%に増えた。40代で第1子を出産する女性も過去最高となった。 殺人など凶悪犯罪の被害に遭う女性は減る一方、ストーカーやドメスティックバイオレンスなどの被害者は増えている。 報告書は3月の女