ロサンゼルス(CNN) カリフォルニア州南部のメガチャーチ(巨大教会)、クリスタルカテドラル教会は18日、米連邦破産法11条の適用を申請することを明らかにした。債権者による訴訟と不況による寄付の減少が要因だという。 教会の報道担当者は、少数の債権者が訴訟を起こし、差し押さえ令状を取得したと説明した。教会側は、カリフォルニア州の債権管理者協会の監視の下で公正な返済計画を進めるため任意の支払い猶予を求めていたが、交渉が難航したという。 通常の日曜礼拝やテレビ伝道番組の放送、学校運営などはこれまで通り続ける。 同教会の主任牧師は声明で、同教会は55年間の歴史の中で過去にも多くの困難を乗り越えてきたと強調した。創設者のロバート・H・シューラー牧師も、同教会が米国で初めて週1回のテレビ伝道番組を始めたことに触れ、こうした活動の必要性を主張した。 外部の調査によると、信者らは教会に満足し、その指導力を