(CNN) 米連邦通信委員会(FCC)は21日、インターネットのプロバイダーに中立性を求める規定を賛成3、反対2の賛成多数で可決した。 規定は、プロバイダーが通信速度を操作して競合他社のサイトや特定のアプリケーションへのアクセス速度を落としたり、高額の料金を支払う顧客を優先したりする行為を規制する内容。 FCCの委員のうち、民主党の3人は規定を支持し、「正しい方向への第一歩」と歓迎した。ただ支持派の間では、差額を支払った顧客に高速のサービスを提供する行為が完全に禁止されるわけではないとして、「不十分」との声も上がっている。 一方、共和党の2人は、FCCは議会ではなく「法を作ることはできない」と述べ、FCCは「崩壊への道」をたどったと語った。また、政府にはプロバイダーの方針に介入する権利がないとも主張。規定が裁判所で違法と判断される可能性を指摘した。 オバマ大統領は、公約として掲げる「オープ