「若者よ、国を背負う気概を持て!」で紹介したバットサイハン・バータル・ジャミチョイ氏(以下、バット氏)は、一橋大学で学び、ユニクロのカシミヤプロジェクトを発案した経歴を持つ。 現在は母国モンゴルで初のPE(プライベート・エクイティ)ファンドを立ち上げようと奔走中で、モンゴルのトップ企業から成る経済団体「CEOクラブ」の代表も務めている。そんなバット氏の活動を通じて、資源立国として世界の注目を集めるモンゴルの現況をお届けする。 日本から約4000キロメートル、飛行機で約5時間の地にあるモンゴルの首都、ウランバートル。モンゴル上空の機内から見下ろすと、大草原の真ん中に、ビル群が密集しているのがひときわ目立つ。 「ウランバートルは今、建設ラッシュです」 バットサイハン・バータル・ジャミチョイ氏(以下、バット氏)が言うように、モンゴルの急成長は、その街並みの変化に見てとれる。かつては少々古びた国営
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