今年のコンテンツ・ビジネスでは電子書籍が盛り上がったが、読者の皆さんは、この秋から米国でコンテンツ流通の最後の聖域を巡る戦いが始まったことをご存知だろうか。その主役はグーグルとアップル、そしてネットフリックスである。来年はこの戦いがもっとも激化しそうである。 テレビというコンテンツの出口を巡る戦い これまでの約10年で、ネットがコンテンツの流通経路の中心となるに伴ってコンテンツの出口は随分変わってきた。かつてコンテンツの出口の中心だったCD(音楽)、紙(新聞)、テレビ(動画)から、パソコン・ケータイ・タブレット端末へとシフトしてきたと言える。 しかし、それでもテレビはコンテンツの出口として未だに強い立場を維持している。家の居間には必ず大画面テレビがあり、コンテンツの王様である動画を観るとき、特に自分が好きな番組やスポーツなどのライブイベントを見るときには、パソコンやケータイの小さな画面より
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