安易な「ベータ版」公開に疑問の声 2004年6月 2日 コメント: トラックバック (0) Daniel Terdiman 2004年06月02日 「ベータ」といえば、かつては一時的で一般には非公開で、開発の最終段階に達しているソフトウェア試用版を指す言葉だった。だが最近では、誰でも入手可能なウェブベースのサービスで、今後も機能の追加や変更がありうるもののほとんどはベータと呼ばれるようになってきているようだ。 『Googleニュース』、『フレンドスター』、『トライブ・ネット』、『オーカット』といった人気の高いサービスのホームページや、『Mozilla.org』(モジラ)や米ネットスケープ・コミュニケーションズ社などが提供するソフトウェアは、もうかなり長い間、ごく普通のサービスとして使われている。だが実は、こうしたサービスはすべて、事実上未完成のバージョンを一般利用に提供しているのだ。このよ