想像以上に細かな記録が残ってて驚いた。 軽い気持ちで読み始めたけど、終わりが見えなくて大変だったわら 江戸時代後期、海外との交易を制限する「鎖国状態」にあった日本を開国させたアメリカ人のマシュー・ペリーは、その旅路について詳細な記録を残している。 アメリカ側からみた、日本の開国ってどんな風に見えてたのかな〜 そんな事を考えながら、ペリーの記録、「ペリー艦隊日本遠征記」を読んでみた。 1. 事前の準備で日本に勝っていたペリー艦隊アメリカが日本を開国させた理由は、海外貿易の補給港を確保するためだ。アメリカ西海岸から太平洋を渡って補給を確保するためには、日本は非常に良い立地だった。 日本の開国という任務を遂行するために、ペリーは徹底した日本研究を行なっている。 例えば、 マルコ・ポーロの「東方見聞録」 ケッペルの「日本誌」 シーボルトの「日本」 などの資料をしっかりと読み込んでいたことが記録され
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