「私、サリーはワークマンの社外取締役に内定しました。更新頻度は下がりますが、今後もキャンプに関する発信や、社外の強みを生かした発信をしていきます」 YouTubeチャンネル「サリーチャンネル」で、約4.4万人の登録者を抱えるサリー氏(本名・濱屋理沙氏)。5月8日に投稿された動画は、いつになくかしこまった雰囲気で始まった。 ほぼ毎週キャンプに出かけるという濱屋氏は、YouTubeやブログなどで、キャンプやアウトドアグッズに関する情報発信を日々行っている人気インフルエンサーだ。6月下旬に開かれる株主総会での承認を経て、ワークマンの社外取締役に就任する。同社によると、インフルエンサーを社外取締役に迎えるのは上場企業で初めてという。 この人事、ワークマン社内では2年前から模索し続けていたものだった。 人気商品の開発にも携わった「ご意見番」 今回の社外取締役人事について、ワークマンの土屋哲雄専務取締