前回の続き――。 その3 気にしすぎない。反省しすぎない ま、総括ですね(でも意外とここからが重要かもしれません)。 コンテを描くといろいろあります。「コンテの具合はどーでしょう?」と毎日のように制作様から催促された挙げ句、「ちょっと他の仕事の〆切りが……!」とか「シナリオに不具合が!」と言い訳をして1日また1日と引っぱり、最後には と、B4サイズのコンテ用紙のせいにしたり(『十兵衛ちゃん2』の時、実話……)、それでも上げたコンテに監督から出来の悪い部分の指摘とともに、お褒めの言葉もいただけた幸せな事(これも『十兵衛ちゃん2』の時、チェック済みコンテに同封されてた大地監督からのメッセージ「冒頭シーンのイマジナリーラインが分かりづらいけど、アクションシーンは震えました!!」――嬉しくて今でも大事にとってあります)もあれば、ボロボロに直されたコンテを目の前に監督と大喧嘩して「こんなツマラナイ修