【有本香の以読制毒】 韓国系団体が、ドイツの首都ベルリン市に建てた慰安婦像が、日本側の撤去要求に関わらず、永続的に設置される可能性が出てきた。先週は、中国の王毅国務委員兼外相に、沖縄県・尖閣諸島について一方的な領有権を主張されたばかりだが、日本政府の「外交戦・歴史戦」は、どうなっているのか。慰安婦問題に関する「河野洋平官房長官談話」を破棄しない限り、日本と日本人に計り知れない禍根が残りかねない。ジャーナリストの有本香氏が人気連載「以読制毒」で迫った。 ◇ 「#河野談話を破棄して下さい」 2日早朝から、こんなハッシュタグでの投稿がツイッター上に相次いだ。ドイツの首都ベルリン市ミッテ区の公有地に9月、韓国系団体が設置した慰安婦像に関し、衝撃的な決議が採択されたためだ。 この像をめぐっては設置直後、現地日本大使館や在独邦人の方々の働きかけが奏功して、ミッテ区が設置許可を取り消していた。しかし、こ
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