ブックマーク / yyaa0223.hatenablog.com (29)

  • 学校との付き合い方 - バリⅡ日記の独り言

    長男は最重度ではあったが、多少指示は通じたし手先が器用で名前も書けた。 小学校に上がるころは地域の特別支援級に入学させた。 世にも美しい美少年だった彼は、朝校門まで送っていくと上級生のお姉さま方が団体でお迎えに来てくれるちっとしたアイドルだった。 特別支援級のある学校の普通級のお子さん達は理解がある。 そういうクラスの子だとわかっていても、手を貸してあげるものだと自然に行動していた。 しかしそこの先生に理解がなかった。 確かに特別支援級に入れるにはちょっと重症ではあった。 しかし時折授業を見に行くと、何もない机の前に座らされただけの息子が無為な時間を延々と過ごしている姿に愕然とし 「だから自閉、て嫌いなのよね。」 と言う担任の言葉を聞いて、一言も相談せずに夏休み明けに特別支援学校へ転校させることした。 息子は貴重な小学校の3年間をドブに捨てたようなものだ。 私は特別支援学校へ移って、そこの

    学校との付き合い方 - バリⅡ日記の独り言
    dorifamu
    dorifamu 2019/01/28
  • 今の自分 いつかの自分 - バリⅡ日記の独り言

    叶恭子さんの日めくりカレンダーが好きで 毎日めくらないんですけど、その時の気分に合った言葉をしばらく出して眺めたりします。 そう、なんか今このページがズッシリと心に響きます。 若い頃いつかの自分、年老いた自分を想像してみる事があんまりなかったのですが 実際今自分が歳をとってみると、思う事がいっぱいあります。 今の自分は自分が選択してきた人生の上にある。 あなたは今の自分をどんなふうに思いますか? 良くやったな どうにか3人の自閉症児たちをここまで無事に育ててきたな。 良くあの時勇気を出してバイクの免許を取りに行ったな。 エライ、頑張ったな自分、て思うことがある反面 何故若い頃に自分の事をもっと大事にしてやらなかったのか、と思ったり 子供たちの事にかまけて自分の健康を後回しにしたりしなければ 今こんな体になってなくて済んだのに、と 忸怩たる思いでいっぱいになる部分もある。 年代を重ねた人々の

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    dorifamu 2019/01/27
    いくつになってもチャレンジすること大切ですね
  • 腹が立つ時は - バリⅡ日記の独り言

    しょーもないんだ。 しょーもない、て解っているけど 腹が立つ時、てある。 普段は飲み込んでしまうようなことでも いくつも重なると心にかかる負担が重くなって 大人の顔ができなくなる時がある。 靄のかかった心の中をかき分けて 自分の深層心理にカメラを突っ込んだら 小さな子供が泣いている。 そんなもの見ないようにして 都合の悪い事はみんなそこに押し込めて 蓋をするのが大人なんだけど。 ギャーって叫ぶかわりに走り回れたらスッキリする。 いつも爽快に笑っていられる。 だけど走ってばかりもいられない。 腹が立つ時はやっぱり腹が立つ。 発散できなくて々する時もある。 そんな大人じゃないし いつもお母さんじゃないし 神様仏様でも無いんだもん。 うん、しょうがないよね。 大丈夫大丈夫 嘘つき 嫌い嫌い嫌い! この天と地の落差を 人間は理性とやらで丸め込む。 そんな事 ホントにはできっこないのに。 出来たよ

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    dorifamu 2019/01/26
  • 想いは届く - バリⅡ日記の独り言

    shu ぷ〜ちんさんはいつでも一緒に遊んでくれる。 しょーがねえな、て顔しながら遊んでくれる(笑) 手乗り肩乗り、頭乗りだってなんでもござれだ。 ドッシリ構えている。 この子は頭が良い。 人間が敵ではない事をちゃんと学習している。 たまには遊びに付き合ってやるのが、美味しいご飯のお返しなんだと ちゃんとわかっている気がする。 私たちの関係はしごくフレンドリーだ。 でもあれだけ頻繁に脱走事件を起こすところを見ると 別に私たちと仲良くしなくても生きていけると思っている節があるw モチは解っている。 脚を1無くしたのは我が家に来て間もなくのまだ小さかった頃。 小さなモチを病院に連れて行き、毎日薬を飲ませ 命を繋ぐために私たちがした努力をちゃんと解ってくれている。 と、勝手に思っている(笑) 3の脚で懸命に生きようとするモチに、フラットで生活できるようケージのレイアウトや餌皿の選定、滑車にのる

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    dorifamu
    dorifamu 2019/01/25
  • 共に走る - バリⅡ日記の独り言

    人は独りぼっちで生きている訳ではないから 色々な場面で誰かと手を携えないといけない事がある。 相手の事が好きか嫌いかとか関係なく そうしないと物事が上手くいかない場面がたくさんありますね。 そうやって弱い人類は今日まで生き延び繁栄してきました。 荒野で独りぼっちで生き抜くための何ももたない生き物でも 群れをなし、知恵を分かち合い、仲間と助け合う事で生きてきたのです。 空を飛ぶ羽の代わりに飛行機を 速く走る足の代わりに車やバイクを 強靭な力の代わりに銃を 先駆者達の知恵はもちろんのこと それを理解し協力した人々あってこその今日の文明。 人との関りを面倒に思う事があっても その事は忘れてはいけない。 サーキットは他から隔絶された世界 自分とバイクと道にだけ没頭することが許されるクローズドの世界。 外の世界でそんなことやっていたら死んでしまうのだけど ここでは外界をシャットアウトすることが許され

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    dorifamu
    dorifamu 2019/01/24
  • 自分時間貯金 - バリⅡ日記の独り言

    なんでもない明日が待っている日にも 私は余力のある限り明日するべき事の準備をしたり片付けをしたり 寝るまでなんかする事が無いか考えて動いている。 まったくせわしない人間であります。 わりと夜が不眠気味で元気なのと 明日の自分がちょっとでも楽できたらいいな、と思うからです。 長い長い時間待って ようやく心待ちにした自分時間がやって来る。 仕事をこなし、家庭内ミッションをこなし 指折り数えたその日まで あなたはどうやって過ごしますか? 早く明日が来ないかな、と イライラしながら時間の経つのを待っていると なんだかとてつもなく長くないですか。 同じ指折り数えて待つその日まで もうすぐ来るその時間にワクワクしながら 思いつく限り楽しく過ごせるように、と あれこれ準備しながら待っていると 待ち時間までが楽しくて あっという間に過ぎたりする。 その時間を一緒に心待ちにする人が居たら 遠く離れていても

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    dorifamu
    dorifamu 2019/01/23
  • 人はバカではないと教える難しさ - バリⅡ日記の独り言

    たまにこんな人が身の周りに居たりしないだろうか。 きっと頭はすごく良い。 彼一人で仕事をする分には類稀な頭脳で何でもこなす。 でも自分ができる事が他の人にできない事が理解できない。 人ができない事が理解できないから、理解させてあげる忍耐強さや優しさを持てない。 結果として自分はできるのにみんながダメだから結果が出ないと 周囲に責任転嫁して自分は悪くない 周りがバカだから悪いんだ、と 一人山の上からみんなを見下ろしていて どんなに頭が良くても誰にも信頼されない孤独な人。 頭が良いと言うのがとても素晴らしい事だと、一般的には思うかもしれない。 確かに自閉症であってもIQが高ければ色々な事を補って上手く生きていく事ができる。 だが以前も書いた通り、人間のスペックなんてそう大きく違いはないので 何かできれば何かができないものだ。 極端に高いIQを伸ばすことだけを目指して天才を育てようとすれば 結局

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    dorifamu
    dorifamu 2019/01/21
    写真とってもキュートですね(^^)
  • 便りが無いのは良い便り - バリⅡ日記の独り言

    ほうれん草 ではなく ホウレンソウ 報告 連絡 相談 営業の仕事をしていた時に口すっぱく上司に言われた単語だ。 こういうマイペースな人間なので 行ってきまーす、て出ていったら糸の切れた凧で毎回ブツクサ怒られていたのですが 帰って来る時はちゃんと獲物をしとめて戻るからしまいに何も言われなくなった。 自分が営業主任に昇格して、人の面倒を見なくてはならなくなって 初めてあの時の上司の苛立ちが理解できた。 自分の仕事はできても 出ていった部下の同行を乏しい想像力で補う事が出来ず 結果が出なければ苛立ち 今度は自分がホウレンソウホウレンソウと連呼するようになり そんな自分が嫌いだった。 自分だってできないくせに、て(笑) 自分には人の面倒を見るのは無理やん、て思って わりとアッサリ放棄した。 自閉症系列の人間に連携プレーは難しい。 1匹狼がしょうに合ってるのだ。 例外があるとすれば 1匹狼同士の自由

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    dorifamu
    dorifamu 2019/01/20
  • 自分に恋をする - バリⅡ日記の独り言

    何言うてますの、変なタイトルね、と言われそうですが 先日たまたま手に取って読んだの中の一節にあったフレーズです。 ナルシスト臭がぷんぷん漂うこのフレーズに引っかかって、何が書いてあるのかとちょびっと読んでみました。 一部抜粋 わたしたちは異性に恋をすると相手の良い所しか見ません。 多少相手に欠点があっても気になりません。 どんなに料理が苦手でも、手料理で彼をもてなす努力をします。 彼が疲れていたらマッサージをしたり思いやりのある言葉をかけて徹底して彼をいたわってあげるでしょう。 もしも誰かが彼の悪口を言ったら、あなたはむきになって彼をかばうでしょう。 だって彼はあなたにとって世界で一番大切な人ですから。 この文中のアンダーラインの部分を自分に置き換えてみて下さい。 なるほど 自分に恋をするとは こんな感じなのですね。 こんな風に誰でもない自分を大切にしたこと、てありますか? もし誰かに恋

    自分に恋をする - バリⅡ日記の独り言
    dorifamu
    dorifamu 2019/01/13