新型コロナの感染が急拡大している大阪府は、対策本部会議を開き、重症化リスクが高いとされる高齢者に対し、今後1か月間にわたって外出自粛を要請することを決めた。 大阪府のきのうの新規感染者数は、2万5762人で過去最多を更新し、病床使用率も49.6%に達した。 これを受けて吉村知事は対策本部会議で、府の独自基準「大阪モデル」を警戒を呼びかける黄色信号から、非常事態を示す赤信号に引き上げると宣言した。また府幹部からは、最近の入院患者の年代割合をみると、70代以上が7割以上を占めることなどが報告された。 こうした状況から、会議では重症化リスクが高いとされる高齢者に対し、7月28日から8月27日までの1か月間、不要不急の外出を控えるように要請することを決めた。府は、この外出自粛要請の例外として、医療機関への通院、生活必需品の買い出し、必要な出勤や屋外での運動など、生活や健康の維持のために必要なものを