「学校を連続して休む(サボる)と、次の日はさらに行きづらい」という話を良く耳にする。これは日本の教育の賜物で、「サボる」はその行動も、それをやった本人も悪だということを刷り込んだ結果である。しかし実は大方にして他人はそこまで大げさに考えてはいないのだ。実際にサボった本人が、他人の気持ちや声までもリアルに再現し自分に語りかけさせ、学校に行きづらくしているのだ。 つまり、日本に生まれ、日本の教育を受けたときから、日本人は既に半分社畜なのだ。サボタージュを憎むもう一人の自分がいるからこそ、ある人は不登校になり、ある人は引きこもりになり、ある人は退学し、ある人はニートになり、ある人は組織に必要とされていると思いこみ、ある人は他人に向かって「売国奴」と悪罵を吐き出す。そうしていつのまにか、必要な休暇さえも自分がサボタージュにし、食事の時間さえも、サボタージュと思いつつあるのだ。 上の非公務員さんの