リモノ・プロトタイプ01に乗った伊藤慎介社長(左)と根津孝太取締役 Photo by Eijiro Hara この記事の写真をすべて見る 開発は「おっさんたちが徹底的にカワイイにこだわった」(伊藤氏)。車体は布地で着せ替え可能 ハンドルはバイクや自転車と同じバーハンドル 表1 元経産省の官僚と元トヨタ自動車のデザイナーが立ち上げたベンチャーが、新しいコンセプトの車を発表した。だがこのクルマ、いまのままではなんら制約を受けずに公道を走ることができない、それはなぜか。 ●スローでちっちゃく、かわいいクルマを創る 二人が立ち上げたベンチャーの名は「株式会社rimOnO(リモノ)」。元官僚の伊藤慎介氏が代表取締役社長、元トヨタの根津孝太氏がデザイン、技術責任担当の取締役を務める。ニューコンセプトカーの正式名称は「rimOnO プロトタイプ 01」(以下、リモノ)だ。 2人が出会って「何かやろうと」