ホーム レビュー・インプレ “レトロ系”に終わらない愛の2DドットRPG『Undertale』レビュー、あなたが「現実」から「ビデオゲーム」へと帰るとき 米国のインディーデベロッパーToby Fox氏は、2DシューティングRPG『Undertale』を2015年9月15日にリリースした。同作は2013年にKickstarterキャンペーンを始動し、2400人弱の支援者から5万ドル以上の開発資金を獲得したタイトルだ。リリース後は近年のレトロ調グラフィック作品としては異例の大ヒットを遂げており、Steamにはすでに1万件以上のレビューが寄せられた。そしてそのほとんどが本作を絶賛している。 もし本作のトレイラーなどを見て『MOTHER』を思い浮かべたのなら、その直感は正しくもあり、間違いでもある。今回のレビューでは単純な「レトロ系RPG」に終わらない『Undertale』の魅力を読み解いていこう