その日、息子(6才)を含めた数人が友達のうちへ遊びに行ったという。 その子の家には『マリオメーカー』があって、みんなで遊んでいたというのだが、なぜか、うちの息子だけがぜんぜんやらせてもらえなかったらしい。しばらくすると、別の場所でお喋りに花を咲かせていた母親たちのところへ「僕だけ、やらせてもらえない(泣)」と、うちの息子がやってきたという。 他の子に理由を聞くと「(息子)君は、できないから」とさ。確かにうちには『マリオメーカー』もないし、WiiUもない。あるのはファミコンだけだ。そんな家庭環境が災いしちゃったのだろうか…… すると、その子の母親が「何を言ってるの、(息子)君にもやらせてあげなさい」と言ってくれたので、息子は念願かなって『マリオメーカー』をプレイできることになったという。喜々としてコントローラをにぎるうちの息子の顔が思い浮かぶようだ。 しかし、次の瞬間―― そこにいた子たちが