終戦の日と言うことで第2次世界大戦に関連した記録映画を見ていたら、インパール作戦が出てきた。歴史の教科書で名前を聞いた程度しか記憶に残っていなかったのだけど、番組の中で紹介された旧日本軍の無茶苦茶な作戦や戦い方にすっかり驚いてしまった。軍隊だから仕方ないとは言え、現場の意見を無視した上層部での意志決定や、作戦に反対する者を切り捨てていくやり方を見ると、作戦決定時点でその結末は運命づけられていたようにも思える。勝つための戦いではなく、敗れるための戦いにしか見えないのだけど、そのような視点でコメント出来るのも私が戦争を知らない世代の人間だからなのだろう。 歴史を知る上で大変勉強にはなったものの、個人的には、ソフトウェア開発プロジェクトにありがちな失敗パターンとダブって見えて仕方がなかった。デスマーチと揶揄されるように開発現場では失敗プロジェクトや、それに準ずる結果のプロジェクトが珍しくない。能