マンガナイト代表・山内康裕さんが、業界の内外からマンガを盛り上げる第一線の人々と議論を展開する鼎談シリーズ「マンガは拡張する[対話編+]」。 今回のテーマは「Webマンガと市場構造」。新人マンガ家の育成を担う「トキワ荘プロジェクト」の菊池健さんと、マンガアプリ「マンガボックス」事業責任者の椙原(すぎはら)誠さんのお二人とともに激動のWebマンガ市場が今現在置かれている状況を整理しつつ、これからのマンガ家・編集者・そしてプラットフォームはいかにサバイブしていくかについて縦横無尽に語ります。 ●連載「マンガは拡張する[対話編]」バックナンバー(全11回)はこちら。 [�前編:Webマンガ市場の動向をデータで振り返る] 下降が続く紙コミック誌の売上と、普及が進む電子コミック 山内康裕(以下、山内):こんばんは。今回のテーマは「Webマンガと市場構造」ということで、NPO法人NEWVERY「トキワ