サムゲタン、ビビンバ、チャプチェ――。平昌(ピョンチャン)五輪まで1年となった韓国で、外国人観光客をもてなそうと、海外でも人気の韓国料理をアレンジしたレシピが考案された。地元の料理店で食べられるよう、レシピを考えた団体が研修するという。 大会組織委員会と、韓国の食文化を振興する「韓食財団」が昨年4月から準備し、昨年9月に発表した。 韓国政府の調査などから、外国で広く食べられている韓国料理100種類を選定。その後、専門家、シェフらが韓国の伝統料理を代表する10種に絞り、レシピを考えた。 こだわりは、地元の食材を使うことと、観客席でも食べやすいような盛りつけ。「ソバじゃがいもビビンバ」は、平昌郡がある江原道(カンウォンド)(道は日本の県にあたる)の特産、ジャガイモを使い、ソバの皮で包んで手づかみで食べられるよう袋状にした。「ロールサムゲタン」は、骨をのぞいて食べる手間を省くため、さばいた鶏肉で
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