日本では起業する人は少ないが、脱サラして、飲食業を始める人は後を絶たない。ちなみになのだが、飲食業は、廃業率が全業種でトップの業種であり、大体12%くらいある。新規開業した店で10年後までもつのは10%くらいだそうだ。普通に考えれば、脱サラして飲食業を始めるのは割にあわない賭けであり、飲食業を始めるくらいなら、起業でもしたほうがいいんじゃないかと思うのだが、世の中不思議なもので、日本では起業より飲食業が好まれる。 というわけで、本日は、飲食業の話である。 私は起業するに当たって、自分の好きな商売ではなく確実に上手くいく商売から始めたほうがいいと言っている。具体的には、 利益率の高い商売 在庫を持たない商売 定期的に一定額の収入が入ってくる商売 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売 をやればほぼ確実にうまくいくと指南してきた。 これは正しいと思うのだが、どうもたまに上手くいかない人がいるみ
2012年03月28日12:45 カテゴリ書評/画評/品評Money 会計リテラシー必要十分 - 書評 - 借金を返すと儲かるのか? 著者より献本御礼。 儲けにつながる「会計の公式」 岩谷誠治 [原著:借金を返すと儲かるのか?] 初出2009.06.24; 原著「借金を返すと儲かるのか?」に対する書評 さすが「国語算数理科しごと」の著者である。「国語算数理科しごと」を小学校の教科書として、そして本書を中学校の教科書とすれば、必要十分な会計リテラシーが、現在の義務教育の範囲内で修まる。文科省はまぢで検討すべきだ。 本書「借金を返すと儲かるのか?」は、前著「国語算数理科しごと」を「理念編」とすれば、「実践編」に相当する。中学生以上であれば、いきなり本書からはじめてもいいだろう。前著ではカバーしきれなかった、減価償却や貸倒引当金といった概念も本書ではきちんと網羅されている。本書をクリアーすれば、
ドコモの800MHz帯電波は利用できない! アップルが、iPhoneの日本展開を実施するのにソフトバンクモバイル(SBM)と組んで、NTTドコモを敬遠した背景には、契約上の金銭的な問題の他に両キャリアーの間にある3G通信設備の大きな差が影響しているようです。 アップルは、日本最大のキャリアーであるNTTドコモではなく、第3位のソフトバンクモバイル(SBM)を選択した。 この決定に、携帯ユーザーの中には全国カバー率が劣っている(?)SBMでは、iPhoneを購入してもまともに繋がらないのではないかという不満があるようです。 確かに、実体験からくる携帯電波の接続状況では、NTTドコモが優秀ですが、iPhoneの利用時に関しては必ずしもそうはならないようです。 iPhoneの仕様を見ると、iPhoneが利用できる周波数帯はHSDPA (850MHz、1.9GHz、2.1GHz)の3つ
今週のコラムニスト:レジス・アルノー 想像してみてほしい----あなたは、日本で生まれ育った18歳のフランス人。東京・飯田橋にあるフランス人高校を卒業したばかりで、将来のことを真剣に考えている(フリをしている)。自分の生きる道は、どちらの国にあるのか。フランスに渡る? それとも日本に残る? あなたが新聞を毎日読んでいるなら、答えは自明だろう。もちろんフランスだ。 フランスは「joie de vivre(人生を楽しむ)」国だ。国際的で、若々しくて、開放的。世界1の美女に世界1のファッションブランド、世界1の景色とワインがそろっている。 一方で、日本は「未来が約束された国」の座から転げ落ちてしまった。高齢化と景気低迷がものすごいスピードで進み、世界での存在感はすっかり失われている。 日本にとって、世界はどうでもいいらしい。政治もメディアも自己中心的で、NHKの7時のニュースは国内ニュースばかり
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