MHL,LLCは、映像および音声面で大きく仕様アップしたMHLの最新規格「superMHL」を策定したことを、米国ラスベガスで開催中の「2015 International CES」にて発表した。最大8K/120fpsの映像伝送が可能で、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)などオブジェクトベースの最新サラウンドにも対応する。 まず映像面の仕様は、上述の通り8K/120fpsの映像伝送が可能で、色深度は48bitまで対応。ハイダイナミックレンジ(HDR)を新たにサポートし、BT.2020規格を想定した広色域にも対応することで、映画製作者の意図した通りの映像再現が行えるとしている。MHL 3.0から引き続き、著作権保護技術HDCP 2.2にも準拠している。 音声面では、ドルビーのオブジェクトベースによるサラウンド音声技術ドルビーアトモスのほか、同じくオブジェクトベースによるDTSの新音声