2006年10月3日のブックマーク (2件)

  • 「ライオンめざめる」のあとがき - ほ ほ え み

    みほようこの四冊目の童話集・「ライオンめざ める」が、もうすぐ「鳥影社」から発売されます。 「ライオンめざめる」は、「風の神様からのおく りものシリーズ4」。 収録してある童話は、三つ。 ・  ライオンめざめる ・  笛の音よ、永久にひびけ ・  かきつばたになった少女 「ライオンめざめる」のあとがき 「風の神様からのおくりものシリーズ」も、今回 で四冊目になりました。 このシリーズは、信州諏訪の「風の神様」から聞 いたお話をまとめたものです。 私は、霧ケ峰高原が大好きです。若い時には、れん げつつじ・日光きすげ・かきつばた・松虫草などの 花をみに、年に何度か霧ケ峰高原を訪れました。 今日は、霧ケ峰高原を訪れた時に、風の神様から聞 いた三つのお話を紹介したいと思います。 一つ目のお話は、霧ケ峰高原のふもとに住んでいる、 松虫草の花が好きな少女のお話。 かなは、七才の誕生日に、おとうさんから

    「ライオンめざめる」のあとがき - ほ ほ え み
  • 童話「竜の姿をみた少女」 - ほ ほ え み

    童話「竜の姿をみた少女」10 はるかむこうに、諏訪湖がみえてきました。 「かな、もうすぐ諏訪湖へつくぞー」 おじいさんがいいました。 諏訪湖は、太陽にあたり、きらっきらっと 輝いています。 「なんて美しい湖だろう」 かなは、そっとつぶやきました。 「かなー。私はあなたに会えるのを、ずっと 待っていたのよぉ。早く、お会いしたいわー」 諏訪湖の方から、三郎ののやさしい声が聞 こえてきました。 かなの目には、諏訪湖のほとりで手をふって いる、着物姿の美しい人がみえました。 「なんて美しい人だろう。あのかたがおじい さんの奥さまなのね」 「そうじゃ。あれがわしのじまんのじゃ。 どうじゃ、美しい人じゃろ。は姿が美しい だけでなく、心の清い人なのじゃ」 おじいさんはいいました。 目の前には、太陽の光をあび、きらっきらっ と輝いている諏訪湖がみえます。 かなとおじいさんは、奥さんの待っている諏 訪

    童話「竜の姿をみた少女」 - ほ ほ え み
    dowakan
    dowakan 2006/10/03
    童話「竜の姿をみた少女」10