タグ

ブックマーク / kusuri-jouhou.com (1)

  • PK/PD理論(抗菌薬の作用)

    PAE(持続効果)とは、「MICの値より低い濃度になっても抗菌薬の作用が持続する作用」を指す。 通常、菌が抗菌薬に触れると増殖が抑制される。その後、抗菌薬に触れなくなると菌の増殖が開始される。ただし抗菌薬の種類によっては、抗菌薬を取り除いたとしても菌の増殖抑制効果が残っている場合もある。 つまり、一度抗菌薬に触れたことにより、この抗菌薬の濃度がゼロになったとしても菌の増殖を抑える作用が残っているのである。このような効果がPAE(持続効果)である。 これらの知識を踏まえた上で解説していくが、濃度依存性の抗菌薬では「一瞬でも良いので、どれだけ高い血中濃度になったか」が重要となる。そのため、AUC/MIC(AUCに対するMICの割合)やCmax/MIC(最高血中濃度に対するMICの割合)が重要になる。 それに対して短い持続効果(PAE)をもつ時間依存性の抗菌薬の場合、単純に「MICより高い血中濃

    dowhatyouwill
    dowhatyouwill 2013/07/30
    薬物動態(薬がどれだけ体内に存在しているか)と薬力学(薬がどれだけその部位で作用しているか)の両方を考慮する。これが、PK/PD理論の概念となる。
  • 1