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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (2)

  • 後藤和久『決着!恐竜絶滅論争』 - logical cypher scape2

    いいだった、これー 2010年に発表された、恐竜絶滅は小惑星衝突説で論争に決着が付いているとの論文を発表した41名の研究者たちの1人である地質学者による。 恐竜絶滅の原因が、小惑星衝突によるものだということは、専門家のあいだでは定説になっているのだが、反対論者たちのプレスリリースが相次ぐことによって、非専門家に対して「まだ議論が分かれているのだ」という印象がついてしまっていることを危惧した研究者たちによって、件の論文は発表された。 このも、同じ動機に基づいて書かれており、小惑星衝突説についてと、その反対説の問題点、そして何故このようなことが起きたのかということについて書かれている。 恐竜絶滅論争についてだけでなく、科学の論争に決着が着くというのはどういうことなのか、そして科学とメディアの関係についてまで触れられていて、面白い一冊。 筆者は、1977年生まれとまだ若く、研究者として活動

    後藤和久『決着!恐竜絶滅論争』 - logical cypher scape2
    dowhile
    dowhile 2012/09/05
  • P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』 - logical cypher scape2

    現代においてシンガーは必読書に数えられると思うが、今まで読んでいなかったのをようやく読めた。残り2冊もなるべく早いうちに読む*1。 とりあえず、タイトルを見て通り、ロボットで戦争である。このどちらかに興味ある人は、あるいは興味がなくても読むべき一冊。 著者のシンガーは、『戦争請負会社』や『子ども兵の戦争』で知られる政治学の研究者だが、このではそうした政治学者としての面と、ロボットものや戦争ものでワクワクした子どもの頃の面が混じり合っているように思う。それがよいバランス感覚になっていると共に、読み物としても魅力的にしている。 解説の森山和道によれば、まあロボットか軍事かに興味持っている人にとっては特に目新しいことは書いてないよとのことだが、自分はアメリカのロボットはあまり知らないのでその点でも面白かったし、またエピソードやトリビア的なネタも豊富で楽しみながら読み進められる。 それから、米軍

    P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』 - logical cypher scape2
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