現代においてシンガーは必読書に数えられると思うが、今まで読んでいなかったのをようやく読めた。残り2冊もなるべく早いうちに読む*1。 とりあえず、タイトルを見て通り、ロボットで戦争である。このどちらかに興味ある人は、あるいは興味がなくても読むべき一冊。 著者のシンガーは、『戦争請負会社』や『子ども兵の戦争』で知られる政治学の研究者だが、この本ではそうした政治学者としての面と、ロボットものや戦争ものでワクワクした子どもの頃の面が混じり合っているように思う。それがよいバランス感覚になっていると共に、読み物としても魅力的にしている。 解説の森山和道によれば、まあロボットか軍事かに興味持っている人にとっては特に目新しいことは書いてないよとのことだが、自分はアメリカのロボットはあまり知らないのでその点でも面白かったし、またエピソードやトリビア的なネタも豊富で楽しみながら読み進められる。 それから、米軍
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