スーパーコンピューター「富岳」の正式運用が開始された。開発前の準備期間を含めると、10年半の歳月が流れたことになる。 富岳の開発は、順風満帆ではなかった。毎年のようにいろいろな壁にぶつかり、システム研究開発者と社会的、科学的課題を解決するためのソフトウエア研究開発者とが密に連携し、解決してきた。関係者の皆さまに深く感謝申し上げる次第である。 私という人間は、「趣味は仕事です」という分類に含まれ、「好きなことを仕事にしていて、いいですね」とよく人に言われる。しかし、周りからそう見えても、富岳開発のフラッグシップ2020プロジェクトのリーダー職務は、自分には合っていないと感じていた。 私は生涯プログラマーに憧れており、開発現場全体を見渡して調整するリーダー職よりも、現場でソフトウエアを設計し、自らプログラミングするほうが好きな人間である。 米国大統領の妻、ジル・バイデンさんは、ファーストレディ
スーパーコンピューター開発を巡る国の助成金詐欺事件で、東京地検特捜部に再逮捕されたスパコン開発会社前社長の斉藤元章容疑者(50)が、取引先への外注費を水増しして不正に助成金を得た疑いがあることが関係者の話でわかった。外注費は経費の大半を占め、すでに詐欺罪で起訴された別の助成金でも水増ししていた。 特捜部によると、斉藤容疑者は国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)の2012~13年度の助成事業で、経費を水増しした虚偽の実績報告書をNEDOに提出し、約1億9100万円をだまし取ったとして再逮捕された。 関係者によると、斉藤容疑者はスパコン開発会社「PEZY Computing」の部下だった鈴木大介容疑者(47)に指示し、スパコン開発に必要な省エネデータ処理装置の取引先への外注費を水増しし、虚偽の実績報告書をNEDOに提出した。当時、この装置は未完成だったが、経費の一
伊藤 有/Tamotsu Ito [編集部] and 小島寛明 [ジャーナリスト] Dec. 06, 2017, 05:40 PM ビジネス 77,035 12月5日、スーパーコンピューター(スパコン)開発の先頭を走る起業家が逮捕されたとの報道で、IT業界に衝撃が走った。「PEZY Computing社長、齋藤元章容疑者、逮捕」。報道によると、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)の助成金約4億3000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。 筆者は、2016年4月に齋藤容疑者を取材している。齋藤容疑者は、少なくとも10社を創業した連続起業家で、関係者の間でも評価の高い有能な人物だ。 朝日新聞デジタルによると、東京地検特捜部に逮捕されたのは、齋藤容疑者と同社の元事業開発部長の鈴木大介容疑者の2人。両容疑者は2014年2月、同社が選定されたN
日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)を巡る事件は、東京地検特捜部が21日、ゴーン元会長を会社法違反(特別背任)容疑で逮捕をしたことで新たな展開を見せた。ゴーン元会長個人の資産管理会社で…続き[NEW] 寝耳に水の再逮捕劇 ゴーン元会長、取り調べに強気 ゴーン元会長を特別背任容疑で再逮捕 東京地検
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く