日本郵政グループのゆうちょ銀行は9日、東日本の現金自動受払機(ATM)約1000台が同日朝から取引ができない状態になったと発表した。7日夜の東北地方での余震により停止したATMの復旧作業の際、ミスが生じたのが原因で、10日には通常通り稼働できるとしている。 停止したATMは、20都道県に点在。全国のATMの4%弱に当たる。ゆうちょ銀行によると、余震による停電の影響で、8日朝から東北地方でATM約1100台が停止。復旧作業中にシステムに稼働時間を入れる際、誤って9日朝にATMが止まるよう再設定。8日に取引できていたATMまで動かなくなったという。【乾達】