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ブックマーク / courrier.jp (120)

  • 絶対女王シモーン・バイルズに何が起きたのか「体操だけが人生じゃない。私は心を守りたい」 | 世界中の重荷がのしかかる

    東京五輪の体操女子団体で金メダル大命と目されていたアメリカだが、エースのシモーン・バイルズの途中棄権が響き、2位に終わった。リオ五輪と世界選手権でメダルを独占してきた王者は、会見でメンタルヘルスの問題を理由にあげた。彼女の「心の中」で何が起き、どうして棄権の決断に至ったのか、米紙が詳しく伝えている。 衝撃の展開に涙 シモーン・バイルズが宙に舞うと、その超人的な技をいとも簡単にやってのけているように見えてしまう。彼女はこの10年近くものあいだ、その肩に大きな重圧と期待を背負いながら女子体操界の頂点に立ってきた。 だが7月27日、東京五輪の団体決勝の舞台。最初の種目である跳馬で宙に舞ったバイルズは何かがいつもと違っていた。自分を見失い、動揺しているように見え、予定していた技をやり遂げることができなかった。 そして彼女は誰もが想像していなかった行動に出た。残りの種目には出ないという決断を下した

    絶対女王シモーン・バイルズに何が起きたのか「体操だけが人生じゃない。私は心を守りたい」 | 世界中の重荷がのしかかる
  • 大谷翔平、大坂なおみ、久保建英、八村塁…米紙も驚愕「日本のスポーツ界は黄金期を迎えている」 | 島国的な閉鎖性に変化

    大谷翔平フィーバーが冷めやらぬなかで今度は東京五輪が開幕し、テニスの大坂、バスケの八村、サッカーの久保など、さらなる日人アスリートたちの活躍が期待される。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」はこれを「日スポーツ界の黄金期の幕開け」と呼び、彼らの強さの背景に迫る。 ゴルフの松山も、ボクシングの井上も 野茂英雄が米大リーグで初登板してから20年近く後、日の東北地方ではある高校3年生が、50年以上も先までの人生設計を色付きのペンでチャートにしていた。 大谷翔平が作ったこのチャートには、結婚や二男一女の誕生、リトルリーグの監督として全国制覇することまで盛り込まれていた。その中で最も目を引いたのは、野球以外のプランが、ともすればコミカルなほど詳細に書かれていたことではなく、彼がどのように野球選手としてのキャリアを積み上げようとしていたかということだ。 というのも、大谷は日でプレーする自分の姿を思い

    大谷翔平、大坂なおみ、久保建英、八村塁…米紙も驚愕「日本のスポーツ界は黄金期を迎えている」 | 島国的な閉鎖性に変化
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2021/07/27
    高校球児の大リーグ流出を阻止するかのような、日本野球界の閉鎖性についても書かれてる。喝のはりさんが「日本に帰って来いよ。野球おしえてやるから。アメリカじゃおしえてくれないだろ」とよく言うが、あれ嫌い。
  • 東京五輪はコロナ禍でも成功できるか | 英紙フィナンシャル・タイムズの論評

    東京五輪の問題噴出が止まらない。関係者の辞任に次ぐ辞任。続出する選手村のコロナ陽性者。そしてトヨタのCM放送中止──。もはや日が何のために五輪を開催しようとしているのか、海外からも疑問の声が聞こえてきている。 英紙「フィナンシャル・タイムズ」はそんな東京五輪に対して、お金の面から疑問を投げかける。そもそも、オリンピックの開催国となるためのコストが、その後の経済効果に見合わないのではないか、とも指摘。海外からの厳しい意見を全訳でお届けする。 2012年に安倍晋三が日の総理大臣に就任して最初にしたことの一つが、2020年夏季オリンピックを東京に招致するためのチーム集めだった。マドリードとイスタンブールが開催都市候補として強い支持を得ており、日招致チームの敗北はあまりにも明白だった、と安倍の側近は振り返る。 安倍は当局者をしかりつけ、この外交的取組のために個人的に世話役を買って出た。鳴り物

    東京五輪はコロナ禍でも成功できるか | 英紙フィナンシャル・タイムズの論評
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2021/07/21
    ビジョンも戦略もなしに突っ走る菅も最悪だけど、森元さえ「2年延期」と言った(らしい)なか、自分の任期中開催にこだわって「1年延期」にしたあげく、やむを得ずとはいえ早々に辞任した安倍もかなり罪深い。
  • 母国ドイツでも批判される、「独裁的」で絶大な権力を持つIOCバッハ会長 | IOCを独占支配し、反対を言わせない

    開催まで直前に迫った東京オリンピック。IOC会長のトーマス・バッハは日国内で強い批判を浴びているが、その母国ドイツでも、IOCを支配していること、不正な行いを充分に追及しないことについて、厳しい批判をたびたび浴びているとドイツメディアが指摘している。 「議論なしには語れない人物」 バッハ会長は、その母国ドイツでも、議論のある人物として知られている。 フェンシングの代表選手として活躍し、オリンピックで数々のメダルを獲得してから弁護士になり、企業のロビイストとして活躍しつつ、スポーツ組織でも役職を務めたというやり手だ。ドイツ・オリンピック・スポーツ連盟の会長を務めた後に、国際オリンピック委員会(IOC)委員から会長へと出世していった。 そんなバッハに対し、ドイツ連邦議会のスポーツ委員会会長を務めるダグマー・フライタグ議員も批判的だ。独メディア「メルクール」に掲載されたインタビューに対し、「非

    母国ドイツでも批判される、「独裁的」で絶大な権力を持つIOCバッハ会長 | IOCを独占支配し、反対を言わせない
  • お隣同士だけれども… あまりに対照的なフランスとドイツのワクチン推奨キャンペーン | かたやキスシーン、かたや中年男性の微笑み

    多くのドイツ人に衝撃を与えた2枚の画像の比較に、メディアも目を付けた。「フランスのワクチン接種推進キャンペーンが、ドイツのヤウフのキャンペーンを古臭く見せる」と見出しを付け報じたのは、ドイツ北部の地方紙「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン・ツァイトゥング」だ。 議論の的になっているのは、ライン川の両岸に貼られた、新型コロナウイルスワクチンの接種を促す対照的な2枚のポスター。フランス側のポスターには、親密なキスを交わすカップルが、ドイツ側のポスターには、腕に絆創膏を貼って微笑む中年男性が写る。 「どっちがどっちの国のキャンペーンでしょう」と、ツイッターで一人の女性が問いかけた。多くのユーザーが、その大きな違いに反応を示した。 und jetzt noch mal ganz genau nachdenken, welche Impfkampagne aus welchem Land stammt!

    お隣同士だけれども… あまりに対照的なフランスとドイツのワクチン推奨キャンペーン | かたやキスシーン、かたや中年男性の微笑み
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2021/07/09
    日本ならどう作る? 外食や宴会のある日常、旅行の魅力的なビジュアル+エモいコピー? 考えるとちょっとおもしろい。
  • #136 「毛沢東の長男はチャーハンを作っていて爆死」…中国共産党が“修正”したい不都合な史実 | 中国ニュース拾い読み 

    7月23日の中国共産党結党100周年(奇しくも東京五輪開会式の日)を前に、中国政府は祝祭ムードの演出に総力を結集している。「中華民族の偉大な復興」を掲げる習近平政権は、不都合な歴史の「修正」にも余念がない。 表舞台から消えた毛沢東の息子たち 中国の人文・社会科学分野におけるナショナルアカデミー、中国社会科学院(CASS)に2019年1月、習近平国家主席肝いりの「中国歴史研究院」が新設された。 中国政府が中国史研究・調査の最高機関に位置付けている機関で、歴史研究の“指導”や、新たな歴史研究計画の策定、主要な国家プロジェクトの監修などが主な責務だ。 既存の研究支援や新たな視点の提示というよりは、中国共産党史観を広め、逆に党にとって望ましくない研究成果や史実を“正しく指導”することに重きを置いているようだ。

    #136 「毛沢東の長男はチャーハンを作っていて爆死」…中国共産党が“修正”したい不都合な史実 | 中国ニュース拾い読み 
  • 「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…

    Text by Kevin Draper, Andrew Keh, Tariq Panja and Motoko Rich 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は6月21日、最大1万人までの観客を認めることにした東京オリンピックについて、「なぜそれでも東京五輪は開催されるのか──その秘密は『数字』が握る」という記事を掲載した。お金、人数、支持率に至るまで、数字から五輪強行の理由を読み解く。 五輪はいつの時代も数字にこだわってきた。ラテン語で「キティウス(より速く)、アルティウス(より高く)、フォルティウス(より強く)」という五輪のモットーは、秒、メートル、キログラムを測らない限り、あまり意味をなさないからだ。つまり、どれくらい速いか、どれくらい高いか、どれくらい強いかを競うのだ。 だがここ1年と数ヵ月間、東京五輪をめぐって議論がなされる際には、別の種類の数字が目立っていた──増加する新型コロナウ

    「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…
  • ドローンを火山の噴火口に突入させて“溶けるまで撮影”した映像の「神秘的美しさ」 | 6000年ぶりに噴火したアイスランドの火山に超接近

    アイスランドでは3月19日に、ファグラダルスフィヤル火山が噴火した。この火山が噴火したのは約6000年ぶりで、それ以降、現地には多くの研究者や見物客が殺到している。 地元メディア「アイスランド・モニター」は「噴火が小規模であることが、大きな魅力となっている。次々と流れ出る溶岩流が写真家やデザイナー、作家などにインスピレーションを与えている」と書く。 アメリカの映像作家ジョーイ・ヘルムズもその一人。彼は火山の噴火口に向かってドローンを飛ばし、これまでに見たことのない映像を作り上げた。 5月末に自身のユーチューブ・チャンネルに投稿された映像は、火山の麓から溶岩の流れに逆流するように噴火口へと近づいていく。ドローンはマグマの激流の上を飛行し、噴火口に近づくにつれて激流の色は鮮やかになっていく。 噴火口に到達してもドローンはスピードを緩めず、そのまま吹き出すマグマに向かって突進。マグマに呑み込まれ

    ドローンを火山の噴火口に突入させて“溶けるまで撮影”した映像の「神秘的美しさ」 | 6000年ぶりに噴火したアイスランドの火山に超接近
  • 「大坂なおみは記者会見の“膿”をさらしてくれた」英スポーツ記者が自省も込めて綴る | 「私たちは、いい奴らなんかじゃない」

    テニスの大坂なおみ選手の会見ボイコットと全仏オープン棄権を受け、英紙「ガーディアン」のスポーツジャーナリストが自省も込めて綴る。低俗な質問で若い選手を餌にする記者会見の問題点、それを直視せずに大坂を非難する旧態依然としたメディアは自滅へと突き進む──。 大坂の表明には共感しかなかった かつて、まだ世の中で物事がいろいろ起きていた頃のことだ。エミレーツ・スタジアムでのアーセナルの記者会見の常連なら誰でも知る「最初の質問をする男」という謎の人物がいた。略称は「さし男」。 さし男がどこのメディアの人間なのかはついに誰にもわからず、そもそも記者だったのかどうかもあやしかった。その男の唯一の才能は、才能と称していいのかどうかもわからないが、とにかく一番前の席に陣取り、最初の質問を放つことだった。ほかの人がまだ着席しないうちに、質問が大声で切り出されるのが通例だった。 さし男がなぜそんなことをするの

    「大坂なおみは記者会見の“膿”をさらしてくれた」英スポーツ記者が自省も込めて綴る | 「私たちは、いい奴らなんかじゃない」
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2021/06/02
    イギリス人も「自省を込めて」とかすんるんだな。はてなーみたい(タイトルしか読んでない)
  • 米公共ラジオも報道「スポーツより、五輪で得られるお金より、公衆衛生のほうが重要だ」 | 加熱する五輪中止運動がクローズアップ

    米公共ラジオ局「NPR」のウェブサイトは5月14日、「東京五輪への反対運動が、新型コロナウイルス感染拡大の最中で白熱している」と題した記事を掲載。 日国内で、看護師から出版社までが組織的に反対の声明を出していることに注目。そして記事内では、オリンピックの歴史を専門とする元アスリートが“気になる傾向”を明かす。 五輪反対運動がより「組織的」になり「白熱」している 「NPR」に掲載された記事では、東京オリンピックまで残り70日を切ったいま、開催中止を求める運動がより組織的かつ激しいものになっていることを報じている。 そのなかで日政府は、「あくまでオリンピックが予定通り行われることに固執して」おり、そのための安全策を講じることを約束していることも書かれている。 しかし、地方自治体や医療機関を中心に、オリンピックのためだけに希少な医療資源を提供することを拒否する声を紹介。「NPR」が取り上げた

    米公共ラジオも報道「スポーツより、五輪で得られるお金より、公衆衛生のほうが重要だ」 | 加熱する五輪中止運動がクローズアップ
  • 米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない

    国際オリンピック委員会(IOC)のフォン・ボッタクリ男爵と金ぴかイカサマ師たちの間では、いつの間にやら、日を自分たちの足置き台として使おうということで決まっていたようだ。 だが、日は五輪開催に同意したとき、主権まで放棄したわけではない。東京での夏季五輪開催が国益を脅かすのなら、日の指導者たちはIOCに対し、略奪はよその公国へ行ってしてくれと言うべきである。 中止はつらい。だが、それが弊風を正すことにもなるのである。 フォン・ボッタクリ男爵、別名トーマス・バッハIOC会長とそのお供の者たちには悪癖がある。それは自分たちをもてなすホストに大散財をさせることだ。まるで王族が地方にお出ましになったとき、そこの小麦がべ尽くされ、あとに残るのが刈り株だけになるときのような話だ。 日国民の72%が、このパンデミックの真っ只中に国外から1万5000人のアスリートや五輪関係者をもてなすのは嫌であり

    米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない
  • トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」 | 左派政党から庶民が離れたのは、左派政党の責任だ

    左派政党を支持するのは庶民から高学歴者になった フランスで刊行された『政治の亀裂と社会の不平等』(未邦訳)は、非常に重要な研究をまとめたものだ。50人ほどの国際的な研究チームが、有権者の投票行動が、所得、資産、学歴、民族的出自、宗教に応じて、どう変化するのかを調査したのだ。調査の対象期間は1948~2020年と非常に長く、調査対象の民主主義国も50程度と非常に規模が大きい。このテーマに関してこれほど体系的、包括的に行われた調査は過去にない。 かつて西側諸国では、有権者は所属する社会階級に応じて投票先を決めていたが、いまではその構造は消失し、その過程で、左派政党は高学歴者に支持される政党へと変貌を遂げた。このような左派政党を支持する人々のことを、経済学者トマ・ピケティは「バラモン左翼」と呼ぶ。調査の共同監修者の一人でもあるピケティが、左派政党の変質とその帰結について語った。 ──庶民階級

    トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」 | 左派政党から庶民が離れたのは、左派政党の責任だ
  • バラク・オバマ「私はドナルド・トランプよりチンギス・ハンに敬意を抱いている」 | 第44代アメリカ大統領ロングインタビュー

    異例づくしの大統領回顧録 バラク・オバマが私に説明していたのは、戦争犯罪のイノベーターであるモンゴル帝国皇帝チンギス・ハンの都市攻めの仕方だった。 「与えられた選択肢は二つでした。『いま門を開くなら、男たちはすぐに殺すが、女子供の命は助けてやる。ただし女は連れ去り、子供は奴隷にする。一方、抵抗するなら、お前たちは油でじっくり釜茹でにされ、皮を剥がされることになる』」 これがトランプ政権時代を振り返ってのオバマの総評だった、というわけではない。少なくとも、直接的にはそのような意味が込められていたのではない。そもそもドナルド・トランプよりチンギス・ハンに敬意を抱くのがオバマなのである。 チンギス・ハンの話を出したのも、いかにもオバマらしい、具体的な指摘をしたかったからだ。もしいまの世界が残酷だと思う人がいるなら、800年前の中央アジアの草原の世界に思いを馳せればいいというわけだ。 オバマは言う

    バラク・オバマ「私はドナルド・トランプよりチンギス・ハンに敬意を抱いている」 | 第44代アメリカ大統領ロングインタビュー
  • #107 香港名物“スターフェリー”がコロナで存続の危機─120年続く庶民の足は生き残れるか | 香港ニュース拾い読み

    ヴィクトリア湾を南北に縦断し、九龍半島と香港島を結ぶ香港のシンボル、スターフェリー。120年以上にわたって庶民の足として親しまれてきたこのフェリーが、いま存続の危機に直面している。これまで数多くの危機を乗り越えてきたスターフェリーだが、今回の危機も乗り越えることができるのだろうか──。 120年以上続く庶民の足 香港の九龍半島と香港島の中心部を結ぶ公共交通機関・「天星小輪(ティンセンシウロン、スターフェリー)」。片道5~7分の船旅は、グリーンとホワイトの塗装とノスタルジックな内装、香港市民の息吹、ヴィクトリア湾の風を感じられ、旅情を誘う乗り物として外国人観光客にも人気だ。 スターフェリーは1888年、インド商人のドラブジー・ナオロージー・ミタイワラが興した「九龍渡海小輪(カオルーン・フェリー)」が起源。同社は1898年、英系大手コングロマリット(複合集団)九龍倉集団(ワーフ・ホールディング

    #107 香港名物“スターフェリー”がコロナで存続の危機─120年続く庶民の足は生き残れるか | 香港ニュース拾い読み
  • トランプはホワイトハウスを去った後、「国家機密」を漏らさずに我慢できるのか | 国家安全保障とインテリジェンスの危機

    ——— 2020年、クーリエ・ジャポンで反響の大きかったベスト記事をご紹介していきます。11月12日掲載〈トランプはホワイトハウスを去った後、「国家機密」を漏らさずに我慢できるのか〉をご覧ください。 ——— ドナルド・トランプ大統領はその任期中、アメリカの機密情報を選別して漏らしてきた。自分を利するために政敵の攻撃に使ったこともあれば、外国政府を脅す、あるいは感心させるために使ったこともある。結果として、アメリカの諜報能力を危険にさらしたケースもある。 そのトランプがホワイトハウスを去って前大統領になったとき、同じようにリークするのではないかと懸念が高まるのは無理もない。ゆえに、バイデン新政権は国家安全保障のジレンマに直面するだろうと、元高官やアナリストらは指摘している。

    トランプはホワイトハウスを去った後、「国家機密」を漏らさずに我慢できるのか | 国家安全保障とインテリジェンスの危機
  • フランスの人類学者がナンパ師たちを3年間フィールドワークして学んだこと | メラニー・グラリエに独占インタビュー

    ナンパをすることで、男に一目置かれようとする男たち ──ナンパ師たちを対象にフィールドワークをしたことがあるそうですが、それはどのような経験でしたか? このフィールドワークのことを書いたを2017年3月に出版します。書名は『Alpha Male』なので、書かれている内容は、だいたい想像できますよね。ただし、このには、「女性を誘惑することで、男を上げようとする男性たち」という副題がついています。 私がこので示したのは、「ピックアップ・アーティスト(PUA)」と呼ばれるナンパ師たちにとって、ナンパの目的は、単に女性を誘惑することだけではない、ということです。 実は、彼らの目的は、女性を誘惑することを通して、ほかの男性から「すごい男」だと認められることでもあるのです。 ナンパ師の集団を対象にフィールドワークをしてみると、私は紅一点状態でした。3年という長い時間を、彼らと一緒に過ごし、ナンパ

    フランスの人類学者がナンパ師たちを3年間フィールドワークして学んだこと | メラニー・グラリエに独占インタビュー
  • 米紙「日本の次期首相、菅義偉はカリスマ性に欠ける“ミスター調整役”」 | ポスト安倍の外交手腕は未知数

    成熟した調整力が功を奏すかも 安倍晋三首相の後継は、彼の右腕を務めてきた菅義偉(すが・よしひで)官房長官となる公算が大きい。複数の主要派閥が菅の支持に回ったからだ。 菅は舞台裏での調整力に長けた政治家として知られるが、公人としてのカリスマ性には欠ける。そんな彼は、安倍の大敵である石破茂元幹事長に比べ、一般の自民党員や国民の間で著しく人気がないが、勝利するとみられる。 9月14日の自民党総裁選が、党員投票ではなく両院議員総会での選出に決まったことで、菅が勝つ確率はさらに高まった。つまり、日の次期首相は、政界の実権を握る年老いた少数の男たちの手によって決まるというわけだ。 自民党の最大派閥が菅を支持していることから、彼ら年老いた権力者たちが国民の支持よりも継続性と安定を選ぶのは明らかである。 「すべては石破を勝たせないためです」と、日政治に詳しいコロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は

    米紙「日本の次期首相、菅義偉はカリスマ性に欠ける“ミスター調整役”」 | ポスト安倍の外交手腕は未知数
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2020/09/07
    “つまり、日本の次期首相は、政界の実権を握る年老いた少数の男たちの手によって決まるというわけだ” たいした内容のある記事ではないが、「年老いた」て3回も書いてて草
  • モノクロ写真でくっきり蘇る1950、60年代の英領香港の日常 | 香港の木村伊兵衛? 写真家”ジェームズ”鐘文略がローライカメラで撮りためた

    ジェームズこと鐘文略(チョン・マンロ)が中国から香港にやってきたのは1947年のことだった。 ジェームズは煙草をふかしながら、目を丸くしてこのイギリス植民地の絶え間ない人の往来に見入っていた。 湾仔(ワンチャイ)の自宅では毎朝、市場で値切る人々の騒がしい声が遠くから聞こえてきた。外では、ボタンダウンシャツを着た急ぎ足の行商人が天秤棒を担ぎ、かごを揺らしながら料を運んでいた。ときおり粋な若い男が通り過ぎ、英国スーツと磨き上げられた革で、道行く人々の視線を集めていた。 すべてが新鮮だった。北角(ノースポイント)にある『唐樓(トンラウ)』は4階建ての低層アパートで、地上階が店舗、その上が居住スペースになっていた。 路面電車が英皇道から徳輔道まで大通りをつないでいた。中環(セントラル)には、アーチ型の窓や重厚な柱が多用されたヴィクトリア朝建築がそびえていた。広東省から出てきた田舎者の青年は、ぼ

    モノクロ写真でくっきり蘇る1950、60年代の英領香港の日常 | 香港の木村伊兵衛? 写真家”ジェームズ”鐘文略がローライカメラで撮りためた
  • 「安倍晋三は予想に反してよりリベラルな日本を築いた」知日派の経済コラムニストが高評価 | 日本経済を回復させ、社会の多様性を実現したレガシー

    の憲政史上で在職期間が最長の首相となった安倍晋三が、潰瘍性大腸炎で辞任する。安倍のレガシーは、経済的により強く、社会的によりリベラルな日だ。 安倍晋三が2012年の終わりに政権をとったとき、私は極めて懐疑的だった。 2000年代半ば、短命に終わった冴えない第一次政権を見れば、日の低迷する経済と不平等な社会という困難に安倍がうまく対処できるとは思えなかった。安倍が政治的に右翼だということも、保守化する日の前触れのように見えた。

    「安倍晋三は予想に反してよりリベラルな日本を築いた」知日派の経済コラムニストが高評価 | 日本経済を回復させ、社会の多様性を実現したレガシー
  • インドでは映画の世界においても「カースト」が存在する | インド映画への道

    インドには「カースト制度」が存在することはよく知られているが、映画業界においても「映画カースト」があることはご存知だろうか? インドの映画事情に詳しい高倉嘉男氏が、その事情を解説する。 インドに詳しくない人でも、「カースト制度」は聞いたことがあるだろう。「インドには今でもカースト制度はあるのか?」という質問は、インドFAQのトップ5に入る。 多くの人が抱くカースト制度のイメージとは、「インドに伝統的に存在する世襲の階級制度・身分制度で、差別と偏見の温床になっている悪習であり、インドが発展する上での大きな阻害要因」くらいのものであろう。 そのイメージには実態と異なる部分が多いのだが、日において「カースト」という用語の用法は誤解を孕んだまま拡大し、日カレーうどんやハニーチーズナンが発明されたように、「スクールカースト」「ママカースト」などの新語まで生まれている。もちろん、インド国にはそ

    インドでは映画の世界においても「カースト」が存在する | インド映画への道