浅い箱に土や砂を入れ、小さい橋・家・人形などを置き、木や草を植え、庭園・山水などに模したもの。《季 夏》「―の人に古りゆく月日かな/虚子」 [補説]書名別項。→箱庭 [類語]庭・庭園・園・ガーデン・名園・林泉・庭先・外庭・内庭・中庭・坪庭・前庭まえにわ・前庭ぜんてい・裏庭・石庭・御苑・神苑・内苑・外苑・花園・梅園・花壇・前栽・築山
浅い箱に土や砂を入れ、小さい橋・家・人形などを置き、木や草を植え、庭園・山水などに模したもの。《季 夏》「―の人に古りゆく月日かな/虚子」 [補説]書名別項。→箱庭 [類語]庭・庭園・園・ガーデン・名園・林泉・庭先・外庭・内庭・中庭・坪庭・前庭まえにわ・前庭ぜんてい・裏庭・石庭・御苑・神苑・内苑・外苑・花園・梅園・花壇・前栽・築山
主として化土(けど)(アシやマコモが長年地中に埋もれてできた弾力性のある土)を用い、盆上にあらゆる大自然の景を立体的に表現して、その美と寂(さび)をめでる、いまでは日本独特の風流な道(あそび)である。起源は遠く推古(すいこ)帝のころ、百済(くだら)より渡りきたった者の作にあるといわれる。その後、平安貴族らによって慈しみはぐくまれてきた素朴な鉢山、盆庭などを経て、明治の中ごろからは、赤土にかわって化土の起用に移った。そして同時に、さまざまな約束ごと(基本)を守ることによって、箱庭とは似て非なる造形芸術「盆景道」として発展してきたものである。 平(ひら)盆景、吊(つり)盆景、立(たて)盆景、額盆景、石盆景、卓上盆景、固型(乾燥)盆景、砂絵と種類も多い。正統派ともいえる平盆景は、みずみずしさを長く保つために、盆に水を入れて簀子(すのこ)を置き、その上に熱湯で練った化土で図取りをし、土筆(つくし)
…前者は商業地域,後者は住宅地域を意味するが,前者にはとくに都心の商業地域をいう例がみられる。またニューヨークのマンハッタンでは,14丁目から南の海寄りの地域をダウンタウン,86丁目から北をアッパータウン,その中間をミドルタウンmiddle townと呼んでいる。山手【小木 新造】【山岸 健】。…
[二] 戯曲。三幕。坪内逍遙作。大正五年(一九一六)発表。同一五年築地小劇場で初演。役行者が女魔神の誘惑やさまざまな危機にうち勝って、悟りを開く物語。 7世紀末に大和国の葛城(木)山を中心に活動した呪術者。生没年不詳。役小角(えんのおづぬ),役君(えのきみ)などとも呼ばれ,後に修験道の開祖として尊崇される。《続日本紀》によると,699年(文武3)朝廷は役君小角を伊豆国に流した。葛城山に住む小角は,鬼神を使役して水をくませ,薪を集めさせるなどし,その命令に従わなければ呪術によって縛るという神通力の持主として知られていたが,弟子の韓国連広足(からくにのむらじひろたり)が師の能力をねたみ,小角が妖術を使って世人を惑わしていると朝廷に讒訴(ざんそ)したために,流罪が行われたという。葛城山一帯には,古くから一言主神をまつる勢力が蟠踞(ばんきよ)し,大和朝廷に対して微妙な関係にあったと考えられるが,役
今日のキーワード 選挙公営 国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...
〘名〙 人形浄瑠璃劇・歌舞伎の演技、演出で、観客に見えない舞台の陰で切腹し、それを隠して舞台に現われ、苦痛をこらえて述懐する演技、または、場面。
子母沢寛の長編歴史小説。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「読売新聞」に連載。勝海舟の父、勝小吉を主人公に、江戸時代末の市井の人々の姿を人情味豊かに描く。 子母沢寛の代表的な長編小説。1955年5月~56年8月,《読売新聞》に連載。生涯を小普請でおわった勝小吉はせめて息子の麟太郎(のちの海舟)だけでも世に出したいと考え,日夜心をくだく。その小吉の江戸っ子侍的な気質は麟太郎にも伝わっており,人間的交渉もまたそこに生まれる。作者は《父子鷹》だけでなく《おとこ鷹》あるいは《勝海舟》などの長編でも勝父子の情を深い共感をもって描いているが,そこには祖父斎藤鉄太郎に育てられた彼自身の思いがこめられている。同時に小吉の八方破れな行動や彼をとりまく江戸市井人とのふれあいを通して,江戸幕末期の風物を描こうという意図もうかがわれる。 執筆者:尾崎 秀樹
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