金魚すくい日本一を決める「第17回全国金魚すくい選手権大会」に合わせ、奈良県大和郡山市の矢田コミュニティ会館で21日、「第6回大和郡山・金魚検定」が開かれ、県内外から51人が挑んだが、全4コースで合格者は出なかった。 同検定認定委員会が2006年から実施。合格ラインは8~9割とコースによって異なるが、難易度の高さで知られ、最上級の博士コースは、まだ合格者が出ていない。2コースで実施された第2、4回も合格者ゼロ、4コースで行われた昨年は「金魚修士コース」のみ1人が合格した。 今年も博士コースでは、「金魚のDNAの量は総合的にみておよそ何ピコ・グラムか」(正解=1・8ピコ・グラム)▽「金魚の人工授精で、雌魚の腹腔(ふっこう)に注射する生殖腺刺激ホルモン剤は」(同=ゴナドトロピン)――といった難問が4者択一で出題された。 全員不合格の通知が貼り出されると、受験者から「第2回、4回も難しかった。偶