いまプロ野球で、人気急落につながりかねない「深刻な問題」が生じている。打者がとにかく打てなくなっているのだ。ホームランが激減し、ロースコアゲームが頻発する原因は何なのか。野球のデータ分析を専門とするアナリストが解説する。【全2回の1回目】 【レア写真】「む…村上16歳のキャッチャー姿がカワイイ…!」大谷さん17歳はガリガリ、中田翔16歳はヤンチャそうなど名選手の球児時代や比較データがハッキリ証明“ビックリの数字”「投手のレベルUP説はないデータ」も見る バットの芯で捉えた“いい角度”の打球が空中で失速し、フェンス手前で外野手のグラブに収まる――熱心なプロ野球ファンなら、今季どこかでそんなシーンを目撃した記憶があるのではないだろうか。 異例の事態「ホームランが消えている」 6月14日の試合を終えた時点で、セ・リーグの平均打率は.235、1球団あたりの1試合平均得点は3.02。同パ・リーグの平