「間違った叱り方」、「正しい叱り方」と「叱る」話が続きました。叱られてばかりだと嫌になるものですから、今回は「褒め方」についてお話しましょう。 以前、“魔法の言葉”として有効な「らしい」を紹介しましたが、これは相手のことを知っているという前提条件で、最も簡単な褒め言葉として紹介しました。「あなたらしいね」「君らしいよ」と言うことで、相手の気持ちに寄り添うことができ、信頼していることも伝えられます。ちなみに、「らしい」と呼応して、最も簡単な叱り言葉が「らしくない」ですですから、「らしい」「らしくない」の使い分けでスムーズな人間関係が構築されることは間違いありません。 さて、今度は最も簡単で有効な「褒め方」です。それは、「三角褒め」という手法です。 日本人は褒めるのが下手だといわれています。なぜならば、面と向かってしまうと、どうしても恥ずかしくなったり、照れたりしてしまうからです。それだったら