3日午前10時55分ごろ、海老名市社家4丁目の水田で「NAVY(ネイビー)と記載されたヘリコプターが着陸している」と目撃者から110番通報があった。在日米海軍厚木基地広報部によると、不時着したヘリは米バージニア州ノーフォーク海軍基地の第15ヘリコプター機雷掃海飛行隊に所属するMH-53E(通称シードラゴン)で、同広報部は「予防着陸」と説明している。搭乗者12人を含めけが人はなく、午後0時40分ごろに離陸し、北東約7キロ先の厚木基地(大和、綾瀬市)に着陸した。 海老名市消防本部によると、ヘリは厚木基地から岩国基地(山口県)へ向かう途中にエンジントラブルがあったといい、周囲に油漏れなどはなかった。 同広報部によると、ヘリは同日午前に厚木基地を離陸した後、現場の水田に着陸したといい、「原因は現在調査中で、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げる」としている。