「ディープフェイク」強まる懸念 AIで偽映像、犯罪利用も―「法整備検討を」 2021年05月05日07時13分 【図解】改ざんされた記者会見写真 写真上で別の人と顔を入れ替えるアプリが人気を集めるなど、誰でも気軽に作れるようになった合成映像。一方で、人工知能(AI)を使って精巧に合成された「ディープフェイク」と呼ばれる偽映像が、デマや犯罪に利用されているとして海外で社会問題化している。被害は国内でも広がりつつあり、専門家は法整備の必要性を訴える。 【ニュースワード】ディープフェイクとは? 「許されるものではない」。加藤勝信官房長官は4月12日、自身の写真が改ざんされ、ツイッターで拡散されたと明らかにした。震度6強の地震発生後、笑顔で記者会見しているような写真で、ニュース映像を基に表情を加工したとみられる。 加藤氏はこうした偽情報が国民に混乱を与えかねないとして、政府として対策を検討すると述
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