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ブックマーク / kaigyoi.blogspot.com (294)

  • 禁煙政策による二次喫煙減少→降圧効果→心血管疾患アウトカム改善効果

    マクロ的にも国民住民の健康をまもるのが、政治・行政の責任のはず Associations of Smoke‐Free Policies in Restaurants, Bars, and Workplaces With Blood Pressure Changes in the CARDIA Study Stephanie L. et al. Originally published21 Nov 2018Journal of the American Heart Association. 2018;7:e009829 https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/JAHA.118.009829 序文:禁煙法は二次喫煙暴露減少、心血管疾患減少と相関。しかし、禁煙施策が血圧減少と関連するかは不明の状態 方法と結果:CARDIA (Coronary A

    禁煙政策による二次喫煙減少→降圧効果→心血管疾患アウトカム改善効果
  • 降圧剤:妊娠使用中のβ遮断薬は児奇形リスク重大増加なし

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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  • SGLT2iの重大副作用:デンマーク国内レジストリベース研究

    SGLT2iの重大副作用:デンマーク国内レジストリベース研究 ”下肢切断”に関しては、CANVASプログラム:カナグリフロジンと一致した結果となったが、class effect有無今後の検討必要という考察になっている Sodium glucose cotransporter 2 inhibitors and risk of serious adverse events: nationwide register based cohort study BMJ 2018; 363 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.k4365 (Published 14 November 2018) Cite this as: BMJ 2018;363:k4365 GLP1受容体アゴニスト比較、SGLT2iリスク 下肢切断 (発生比率 2.7 v 1.1 イベント/ 1000 人年

    SGLT2iの重大副作用:デンマーク国内レジストリベース研究
  • 内科開業医のお勉強日記: CARMELINA研究:トラゼンタ心血管疾患への悪影響ないが、腎機能への効果もない?

    この治験は、心血管イベント複合アウトカムとしてはDPP-4阻害剤はプラシーボ非劣性は認められていたが、さらに心血管疾患への有効性が示されればラッキーだし、シタグリプチン(ジャヌビア)の影響無し から サキサグリプチン(オングリザ)のリスク増加まで心不全入院リスクのクラス内heterogeneityが問題で、個別的検証が必要ということだと思う。 リナグリプチン:トラゼンタとプラシーボの重大心血管イベントの効果比較 ランダム化非劣性6979名、中央値2.2年間フォロ−アップ 通常ケアと比較にてプライマリ構成アウトカム(CV死亡、非致死性心筋梗塞、非致死性卒中) 12.4% vs 12.1% ハザード比 1-片側 97.5% 信頼境界限界 1.17で、非劣性クライテリア (upper confidence limit <1 .3="" p=""> 意義:2型糖尿病・CV高リスク患者において、中央

    内科開業医のお勉強日記: CARMELINA研究:トラゼンタ心血管疾患への悪影響ないが、腎機能への効果もない?
  • 内科開業医のお勉強日記: エンパグリフロジンの心不全直接効果:拡張期機能改善・心筋フィラメント調節機能への効果

    EMPG-REG OUTCOMEトライアルでの心血管アウトカムへの効果は衝撃的で、糖尿病治療へSGLT-2の導入積極的な潮流となっているが、なぜ、心血管イベント、しかもhardなアウトカムを改善させたか、その根拠がはっきりしない。 また、駆出率保存型心不全(HFpEF)への画期的薬物療法が存在しない現状、この薬剤の糖尿病病態未関連直接心筋への効果があるとすれば、この治療へのトライアルの示唆となるのだろう。 Empagliflozin directly improves diastolic function in human heart failure Stefan Wagner , et. al. European Journal of Heart Failure (2018) ARTICLEdoi:10.1002/ejhf.1328 目的:エンパグリフロジンはSGLT-2阻害剤臨床抗糖尿

  • 内科開業医のお勉強日記: RCT:非大量喀血へのトラネキサム酸吸入の有効性・安全性

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

  • 内科開業医のお勉強日記: 百日咳ガイドライン CHES咳嗽専門委員会:診断・治療ジレンマはつづくが・・・

    百日咳の診断・治療は、突き詰めればジレンマだらけとなる 早期治療のためには痙咳期前の典型的症状でない時点で治療しなきゃならないが、他疾患除外・診断正確性のために菌体検出が要求され治療タイミングが遅れやすい 成人においては、あまねく広まった「咳喘息」とやらの病名で誤診されている可能性がある。 せめて、吸気性笛音の存在がある症例では診断機会を逸しないようにしよう・・・ whoop https://www.whoopingcough.net/introduction. Clinically Diagnosing Pertussis-Associated Cough in Adults and Children: Chest Guideline and Expert Panel Report Abigail Moore, et, al. FCCP On behalf of the CHEST Ex

  • NICEガイドライン:成人慢性心不全

    Chronic heart failure in adults: summary of updated NICE guidance BMJ 2018; 362 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.k3646 (Published 24 September 2018) 心不全を疑い、NT pro BNP 400超なら、6週間以内に専門家評価、経胸壁心エコーを患者に参照する 駆出率低下型心不全では、ACE阻害剤・β遮断剤を心不全の第1選択とする、症状継続するなら鉱質コルチコイド受容体拮抗剤(MRA)を追加 アクセス容易なフォーマット、状況で、安定心不全患者には心臓リハビリテーションをベースとした運動を申し出る 患者の状態が安定になったら、専門家心不全チーム(MDT)の助言を加えたプライマリケアの管理を提供 心不全感はにはルーチンに厳格なナトリウム・水分摂取制限は必

  • 内科開業医のお勉強日記: 消費税が10%に増加したとき・・・消費税は何パーセント増加する?

    2019年4月報告のGINAでは、短時間作用性気管支拡張剤単独使用を喘息成人/小児治療に推奨しなくなった、症状に基づく使用(軽症喘息)あるいは連用ステロイド含有吸入連日使用で重症急性増悪抑制を図るというもの 理論的根拠とresearch gapについての論述 GINA ... ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05

    dr_kenta
    dr_kenta 2018/09/20
  • ベンゾジアゼピン長期処方の要因

    長期処方しないことが基のはずの薬剤は、ベンゾジアゼピン系だけではなく、抗うつ薬なども。そもそも、ベンゾジアゼピン薬物依存の発端をつくったのは、精神科医・・・ 最近では、非ベンゾジアゼピン系なので、【マイスリーは大丈夫】などと喧伝していた アモバン:ゾピクロン製剤、マイスリー:ゾルピデム製剤、ルネスタ:エスゾピクロン製剤は大丈夫と言えるか? その後、Z-drugとして、drug abuseがやはり問題となっている現状、初期安全と言い張ってたのは、メーカー御用達の専門家たちであった。問題となっていることにはメーカーはだんまり。 遅ればせながら、ベンゾジアゼピン系薬剤使用制限、当局気になってきているようで、この問題は明確になりつつあるが、例の”専門家たち”が再び一般医家を指導する形になってるのが非常に気になる 米国の現状とうことで、ベンゾジアゼピン長期処方となる因子調査 うつ、不安より、白人

  • blog-post_28.html

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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  • 飲酒に健康上良いこと無し

    ある面、タイムリーな話・・・ Alcohol use and burden for 195 countries and territories, 1990–2016: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2016 - The Lancet AccessPublished:August 23, 2018 DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(18)31310-2 この図が全てを物語っている。健康へのベネフィット認めない。少量なら健康に良いというのは間違い 2016年において、世界的に飲酒は7番目の死亡・DALYs主要リスク要素 年齢補正下において、女性死亡の2.2% (95% uncertainty interval [UI] 1.5–3.0) に関わり、男性では 6

    飲酒に健康上良いこと無し
    dr_kenta
    dr_kenta 2018/08/24
  • 糖尿病有病者での虚血性心疾患・卒中減少が目立つ

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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  • 心血管疾患リスク:禁煙後体重増加は、喫煙継続よりはまし、でも体重増加は糖尿病発症に直結

    禁煙指導関係者にとって欲しかったデータだと思う 「禁煙で体重増えて、心筋梗塞や脳梗塞になれば意味ない」と言われたときに科学的根拠を持って示せないことにもどかしさを感じたことがあるはず 自信をもって禁煙しなさいと言える! でも、減量も大事ですよ・・・って付け加える必要はあるが・・・ Smoking Cessation, Weight Change, Type 2 Diabetes, and Mortality August 16, 2018 N Engl J Med 2018; 379:623-632 DOI: 10.1056/NEJMoa1803626 →日語訳:https://www.nejm.jp/abstract/vol379.p623 2 型糖尿病リスクは,禁煙後5-7年がピーク(ハザード比 1.22,95%信頼区間 [CI] 1.12~1.32)、その後緩徐低下 糖尿病リスクは

    心血管疾患リスク:禁煙後体重増加は、喫煙継続よりはまし、でも体重増加は糖尿病発症に直結
  • はしかワクチン:推奨期間より早期のワクチンが生存率改善に有効<日本のスケジュールは遅すぎる?>

    のスケジュールは1歳になってからMRワクチン・・・ 推奨期間前倒しの方が良いのでは? 日の定期/任意予防接種スケジュール https://www.niid.go.jp/niid/images/vaccine/schedule/2018/JP20180401_02.gif Is early measles vaccination associated with stronger survival benefits than later measles vaccination? BMC Public Health201818:984 https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12889-018-5866-y 9ヶ月未満:早期 9−11ヶ月:推奨期間 12ヶ月以上:遅延 1999−2006年まで、小児14,813

  • りあるわーるど:スタチンコントロール下抗トリグリセライド治療の意義

    高活性・高選択性PPARαモディレーター(Selective PPARα modulators–SPPARMα agents)と称しパルモディアが鳴り物入り?で登場した ref. )Cardiovascular Diabetology201716:124 https://cardiab.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12933-017-0602-y 心血管疾患においてTG(トリグリセライド)治療の価値、正直、今ひとつピンとこない 例えば 一次予防(https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD009753.pub2/full)にて Moderate-quality evidence suggests that fibrates lower the risk for cardi

    りあるわーるど:スタチンコントロール下抗トリグリセライド治療の意義
  • COPD:ニューロパチーという併存症

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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  • 2型糖尿病:間歇的ダイエットは継続的ダイエットの代替手段として有効

    動物実験(Longo VD, Mattson MP. Fasting: molecular mechanisms and clinical applications. Cell Metab. 2014;19(2): 181-192.)でも、間歇的エネルギー制限は、継続的エネルギー制限より効果的でないにしても、肥満、2型糖尿病リスク軽減効果がみとめられている。間歇的断によるぶどう糖毒性解除によるインスリン感受性改善効果など考慮されると思うが、このやり方にフィットできる場合は代替的効果はありそう。 週末断ならやりやすいけど、週2日連続してない日に極度カロリー制限というのは難しそう・・・ 1日500−600kcal/日を週2日連続しない日に設定するという間歇的エネルギー制限法は、継続的なエネルギー制限 1200-1500kcal/日と比較してHbA1c低下効果は同等 体重や脂肪体重・除脂肪体

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  • メトホルミン基本治療にSU剤単独変更はリスキー

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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  • タバコ製品のフレーバー:血管内皮へ悪影響

    通常のタバコでももちろん血管内皮へ悪影響を与え、心血管疾患リスク増加に関わることが明らかになっているが、今回、タバコ製品のフレバー、そして、vaping製品でも安全とは言えないことが明らかになった。 "電子タバコは、人体に影響のない成分でできた「リキッド」という液体を蒸発させ味のついた水蒸気を楽しむもの” そんなリキッドですが、非常に安全性の高い成分からできています。 加熱式タバコにも使用されており、マーガリン・シリアル・お菓子などに含まれる植物性グリセリン、またはVG(vegetable glycerin)、うどんやそば、おにぎり・餃子などに使われる品添加物であるプロピレングリコール、またはPG(propylene glycol)フレーバーを決める香料・精製水、ニコチン入りリキッドであればニコチン、以上の成分からつくられています。https://vape.shop/column/smo

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