熊が「おれの誕生日を祝え。ご馳走を作れ」と鼻息荒く主張するので、はて、何を作ろうかと考えたんである。ご馳走を期待されているからには、無駄にインパクトのあるものがいいな。目出度そうなのは尾頭付きだが、魚の丸焼きというのも芸がない。そこで丸鶏の料理にすることにしたんである。焼くにはオーブンの能力が足りないので、煮る。丸鶏を煮るといえば参鶏湯である。 参鶏湯材料 若鶏−−−1羽 もち米−−−100g 漢方食材−−−1セット 栗−−−5個 大蒜−−−3〜5片 生姜−−−1片 葱−−−1/2本 まずは阪東橋はよこはまばし商店街へ赴き、若鶏を一羽買ってくる。800円だったけど、なんだかんだ喋ってたら50円まけてくれたよ。 ついでに隣の店で350円の参鶏湯用のセットになった漢方材料も入手した。 パッケージの表記がすべてハングルだったので材料名はいっこも読めなかったのだが、朝鮮人参とナツメとあとたぶんウコ