2020年4月29日のブックマーク (1件)

  • 『カウントダウン・シティ』は世界の終りとハードボイルドなワンダーランドを描くSFミステリだった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■カウントダウン・シティ/ベン・H・ウィンタース 失踪した夫を捜してくれないか―元刑事のパレスは、知人女性にそう頼まれる。小惑星が地球に衝突して人類が壊滅すると予測されている日まで、あと七十七日。社会が崩壊していくなか、人ひとりを捜し出せる可能性は低い。しかし、できるだけのことをすると約束したパレスは手がかりをたどりはじめる。奇妙な店、学生たちが支配する大学、難民が流れつく海辺…捜索を始めたパレスは、混迷する終末の世界を目にする。『地上最後の刑事』に続き、世界の終わりの探偵行を描いたフィリップ・K・ディック賞受賞作! 小惑星衝突による人類滅亡が間近に迫るある日、知人女性から失踪した夫の捜索を依頼された元刑事の物語だ。世界の終りというとてつもない状況の中、失踪人捜索というある意味些末とも言える行為を遂行することのギャップがこの物語の面白さとも言える。 そんな終末的な世界で人々は何をしてるのか

    『カウントダウン・シティ』は世界の終りとハードボイルドなワンダーランドを描くSFミステリだった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    dragon-boss
    dragon-boss 2020/04/29
    基本的に自分が書きたくて書いているだけだが、こうしてたまに届いたりするのはやっぱり嬉しい。