今回のテーマは、新興宗教「生長の家」にルーツを持つ右翼的政治運動団体で、安倍内閣をウラで操るとされる「日本会議」の隠されたアジェンダについてである。 いまやっと日本の主要なメディアでも「日本会議」の存在を取り上げるところが次第に増えてきているが、「日本会議」を詳しく知ることのできる本や記事はまだまだ少ない。いまのところ、ジャーナリストの菅野完氏による「草の根保守の蠢動」記事と、塚田穂高著「宗教と政治の転轍点(花伝社)」が入手可能な数少ない情報源だ。(未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ・高島康司) 安倍政権の道しるべ、国民が知るべき「日本会議」の行動計画 真の活動目標を示す内部資料『神国への構想』の発見 もちろん「日本会議」の最終目標は憲法改正による天皇制国家の復活である。しかしながら、憲法改正という手続きを経ることなく目標を実現する方途を示す文書が発見され、菅野氏のサイトで公開され