体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていたエースの宮田笙子（１９）＝順天堂大＝が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが１８日、分かった。複数の関係者によると喫煙の疑惑が浮上し、調査を進めている日本体操協会が同選手を事前合宿地のモナコから帰国させる見通し。２６日開幕の五輪出場は不透明となった。 日本協会や順天堂大が帰国後の宮田に聞き取りを実施し、事実関係を確認する。１７日に報道陣に公開されたモナコ合宿で姿がなく、日本体操協会の田中光女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」として詳細は明らかにしなかった。

■７月３日　セーヌ川で行われるパリ五輪開会式の史上初の船上パレードによる選手団の入場はみもので、日本選手団の旗手は誰かと想像をめぐらせていた。歴代の旗手を見ても２０００年シドニーの井上康生（柔道）以降、浜口京子（レスリング）、福原愛（卓球）、吉田沙保里（レスリング）、右代啓祐（陸上十種）とそうそうたる顔ぶれだ。 前回の東京では八村塁（バスケットボール）と須崎優衣（レスリング）が務めた。ＩＯＣが男女平等の観点から１本の旗を男女のペアで持つことを奨励したためだ。ＪＯＣが１日に発表した旗手は今回もフェンシング女子サーブルの江村美咲と、初採用のブレイキン男子の半井重幸のペアだった。 それはよしとしても「あの２人か」とわかる人がどれほどいるか。２５歳の江村は世界選手権で２連覇し昨年の杭州アジア大会でも旗手を務めた。２２歳の半井も世界選手権で銀、銅を獲得し優勝候補の一角という。競技実績は申し分ないとは

谷川浩司１７世名人、藤井聡太七冠とのタイトル戦３回目で勝利の伊藤匠新叡王に「羽生善治九段と私のタイトル戦２２回の記録を軽々と超えてくれることを期待しています」／将棋

漫画「孤独のグルメ」の原作を手がける久住昌之氏（６５）が２０日、Ｘ（旧ツイッター）を更新。１４日に投稿した蕎麦屋での出来事が賛否両論となっている件について、意図を説明し謝罪した。 久住氏は１４日に「楽しみにして来た蕎麦屋が改装して、タッチパネル注文になってた。それはいい。店員の態度がすごくそっけなくなった。これはタッチパネルとは関係ない」と切り出し「店内の雰囲気が冷たく、居心地悪い。味はおいしかったので残念。蕎麦まで到達せず、帰る」と投稿。 この投稿には「お店の雰囲気や店員さんの接客態度も大切ですよね」といった同意する意見が多い一方で、「チヤホヤしてほしけりゃスナックでも行けよ年寄」「そうやって値段以上のサービスを期待するからおかしなことになる」「典型的なグルメマンガのクレーマーに変化するものがたりポイな」など厳しい意見も寄せられた。 ２０日の投稿では「ボクは特定の店を指して貶めることを書

お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史（５３）と矢部浩之（５２）が３０日深夜のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」（木曜深夜１・０）に出演。元雨上がり決死隊のタレント、宮迫博之（５４）の発言について複雑な思いを明かした。 ２人は以前共演していた宮迫が、後輩のお笑いコンビ、霜降り明星の粗品（３１）と繰り広げた〝舌戦〟に言及。岡村は「あれ、みんな『プロレス』やって言うねんけど、ホンマにプロレスなんかな？もうわからんなってきて…。俺、Ｍ迫さんはホンマに怒ってんちゃうかなと思って。タイプ的に。俺もやっぱ殺されかけたことがあるから」と自身の体験を踏まえ推察し、「粗品の仕掛けに乗せられて、何か言うてまうのも、宮迫さん大丈夫かなぁと思うたり…あ、Ｍ迫さんね。大丈夫かなって思ったりすんのよね…」と心配した。 矢部が「難しいのよね、反応するにも。何十歳も後輩にテレビで色々言われたら。スル

ブレーブス―カブス（１３日、アトランタ）米大リーグ、カブスの今永昇太投手（３０）が敵地でブレーブス戦に先発し、５回７安打無失点の粘投。味方打線の援護がなくメジャーデビューからの６連勝は次戦に持ち越しとなったが、防御率は再び０点台に突入しメジャートップを維持する０・９６となった。 米大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は両リーグで防御率が公式記録となった１９１３年以降、デビューから８度の先発した投手の中で今永の防御率０・９６は、８１年フェルナンド・バレンズエラ（ドジャース、０・５０）、４５年デーブ・フェリス（レッドソックス、０・７５）、６７―６８年シスコ・カルロス（ホワイトソックス、０・９５）に次ぐ史上４番目の好成績であると伝えた。

ナショナルズ２－１１ドジャース（２４日、ワシントン）米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）は「２番・ＤＨ」でフル出場。一回に右中間二塁打、八、九回には適時二塁打を放ち６打数３安打２打点、２得点だった。今季最長の９戦連続安打とし、連続試合出塁も２２に伸ばした。今季４度目の１試合３安打で、メジャートップの打率を・３７１に上げた。ドジャースは２０安打の猛攻で大勝し、３連勝とした。試合前には報道陣への取材に応じ、近況を説明。ワシントンＤ.Cに真美子夫人は訪れていないとし、冗談交じりに「寂しいと言わせたいです」と答え、周囲を和ませた。 打撃好調の大谷は、トークも滑らか。この日は報道陣から新婚生活について質問されると「休みがそこまでまだ（ない）。基本的に休みの移動が、うちは結構多いのであまりその自宅で丸一日休みというのが今のところない。一緒に散歩に行ったり、そういうのはしますが、まだそこまで丸一

フジテレビ系「ちびまる子ちゃん」（日曜後６・０）２１日放送され、声優・菊池こころ（４１）が２代目まる子を演じた。 初代声優、ＴＡＲＡＫＯ（たらこ）さん（享年６３）が３月４日に急死したことで国民的アニメは約１カ月の再放送を強いられたが、緊急オーディションを重ね、菊池が２代目まる子に抜擢された。 この日の「プロ野球開幕！！」の巻では、プロ野球が開幕にウキウキの父ヒロシに対し、テレビのチャンネルを野球に変えられてしまうため、おもしろくないまる子と友蔵が…というあらすじ。Ａパート序盤、教室のシーンでプロ野球開幕が待ち遠しいはまじが「俺、大洋のファンだからな。今年も大洋の応援するぜ！」と宣言すると、菊池が演じるまる子の第一声は「大陽？　はまじは、お日様が好きだったんだね。知らなかったよ」と勘違いをするセリフだった。

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手（２９）の口座から不正送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追された元通訳の水原一平容疑者（３９）が、米大リーグ機構（ＭＬＢ）から永久追放処分を科される可能性があると１４日、全国紙ＵＳＡトゥデー（電子版）が伝えた。ＭＬＢが連邦当局の捜査終了後に大谷選手から事情を聴いて、被害者である同選手の潔白を認めるとの見通しも報じた。 ニューヨーク・タイムズ紙は１４日までに、違法賭博問題の発覚直後に水原容疑者が大谷選手に口裏合わせを依頼していたことも伝えた。３月２０日のソウルでの開幕戦直後、水原容疑者が選手や球団関係者らの前で英語で「大谷選手が胴元への借金を肩代わりしてくれた」と虚偽の説明を行い、大谷選手にはつじつまを合わせるための偽装を頼んだが、拒否されたという。説明に疑念を持った大谷選手は２人で話し合った際、同容疑者からお金を盗んでいたことを打ち明けられたと報じた。

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）が１２日、パドレス戦に「２番・ＤＨ」でフル出場し、一回に３戦ぶりとなる４号ソロを左中間に放った。メジャー通算１７５本塁打とし、松井秀喜氏（４９、ヤンキースなど、現ヤンキースＧＭ特別アドバイザー）が持つ日本選手最多記録に並んだ。 松井秀喜氏は「大谷選手は昨年、メジャーリーグでホームランのタイトルを取ったほど、パワーも技術もある選手。私のメジャーリーグで打ったホームラン数は私自身、誇れる数字ではないと感じているので、今後も大谷選手が２００、３００、４００本と日本の野球のファンの皆さまが喜ぶ数字を残していくことを、私も応援しております」とコメントを寄せた。 松井氏は昨年４月にも大谷に言及。大谷が岩手・花巻東高時代に目標達成シートに「１８歳でメジャー入団」「１９歳で３Ａ昇格、英語マスター」「２０歳でメジャー昇格、１５億円」「２２歳でサイヤング賞」「２５歳

国際弁護士の清原博氏（５３）がＴＢＳ系「ゴゴスマ－ＧＯ　ＧＯ！Ｓｍｉｌｅ！－」（月～金曜後１・５５）に音声のみでリモート出演。ドジャース・大谷翔平投手（２９）の元通訳で違法賭博に関与した疑いで球団に解雇された水原一平氏（３９）の今後について解説した。 水原氏は少なくとも４５０万ドル（約６億８０００万円）以上を大谷の銀行口座から送金したとされているが、１０日（日本時間１１日）のニューヨーク・タイムズは関係者の話として、連邦捜査当局は水原氏が取引確認の通知をされないよう口座設定を変更できたとする証拠をつかんでいる可能性あると伝え、その上で水原氏が４５０万ドル（６億８０００万円以上）を盗んだ可能性があるとした。さらに捜査当局は大谷にも水原氏との関係について事情聴取も行っていたと伝えた。 番組でも水原氏の報道を伝えると、同氏の今後について清原氏は「水原さんは現時点では逮捕されておりません。そして、

藤井聡太叡王（２１）＝棋聖など８冠＝と挑戦者の伊藤匠七段（２１）が対局する第９期叡王戦５番勝負第１局が７日、名古屋市の料亭「か茂免」で指され、４連覇を目指す先手の藤井叡王が１０７手で勝利。２０２４年度初戦を白星で飾った。 戦型は藤井叡王が得意とする角換わりで始まり、両者の攻め上がる銀が盤中央付近でにらみ合う緊迫の展開に。中～終盤は伊藤七段の的確な攻めで劣勢となったが、難解な局面が続いた最終盤では伊藤七段が１分将棋に突入。その後は鋭い読みで一気に逆転した。 第９期叡王戦５番勝負第１局に臨む左から伊藤匠七段、藤井聡太叡王＝名古屋市（日本将棋連盟提供）同世代である伊藤七段とのタイトル戦は先月１７日に連覇した第４９期棋王戦以来。藤井叡王は「自信のない局面が多く、急所の玉頭を突かれて苦しい展開になった」と振り返りつつ、「終盤は難しいところが多く、充実感のある将棋が指せた」と手応えを表現した。今年度初

【ロサンゼルス（米カリフォルニア州）３日（日本時間４日）】米大リーグ、ドジャース・大谷翔平投手（２９）が本拠地ドジャースタジアムで行われたジャイアンツ戦で今季初本塁打を放った。ドジャース移籍後開幕８試合で本塁打がなく、この日の９試合４１打席目で待望の一発が飛び出した。チームも５―４で勝利し、ジャイアンツに同一カード３連戦３連勝。大谷の試合後の一問一答は以下の通り。 ◇ ――初本塁打 「なかなか調子が上がってこなくて焦る気と早く打ちたいという気持ちを我慢しながら自分のスイングをしようということに努めてきたので、何とか１本出てよかったかなと思います」

３０日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレＭＴＧ」（土曜１１・５５）は、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）の元通訳の水原一平氏（３９）をめぐる違法賭博問題を取り上げた。騒動を解説する中で、国際弁護士の清原博氏（５３）は、前々から水原氏の通訳について感じていたことを口にした。 「私のあくまでも個人的感想ですよ？　水原さんの通訳はあまりにも意訳しすぎていて。つまり大谷選手の言っていることを忠実に英語に訳さず、大谷選手の言っていないことまでも含めてしまうような。もっと言えば水原さん自身の思いや感情も含めてしまって、英語に訳していた」とコメント。 ＭＣを務めるタレント、今田耕司（５８）が「トルシエの時のダバディさんだ」と、元サッカー日本代表監督のトルシエ氏の通訳として注目を集めたフローラン・ダバディ氏の名を出して、納得すると、清原氏は「（大谷と水原氏は）二人三脚でやってきているから、そう

歌手、アグネス・チャン（６８）が２８日、ブログを更新。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）が元通訳の水原一平氏（３９）の違法賭博問題について、「僕の口座からお金を盗んでみんなに噓をついていた」と語ったことについて言及した。 アグネスは「大谷翔平選手の口座から通訳の方が勝手に大金を送金した事に、色んな意見が出てます」と前置きした上で、「あまり口を挟みたくないが、自分の実体験を話して見ます」と報告。「私はオンラインバンキングを避けています。でも母の代わりにオンラインバンキングの操作を任された事があります。ホームページの言葉は英語でした」と説明し、英語が堪能な自身にとっても「やり方が難しくって、戸惑いました」と明かした。 銀行の関係者に教えてもらいながら手続きを行ったという。「もし英語が苦手であるのなら、きっと誰かがそばで英文を読んでもらって、手取り足取りしないと操作は出来ないと思います

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（５４）が２５日、フジテレビ系「めざまし８」（月～金曜前８・０）に出演。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）が、元通訳の水原一平氏（３９）の違法賭博関与問題について日本時間２６日に取材対応することに私見を述べた。 橋下氏は「しかるべき立場の人は対応しないといけないのはアメリカ社会では確立している。法律の社会では隠したとか、正直に話していない、場合によっては事実と違うことを言ったということは違法賭博以上に非難の対象になる。（水原氏の）発言が変遷しているところは大丈夫かなという思いはあるが、明日、もし事実と多少違っているところがあったならそれは正直に答えてですね。託すとか、不誠実な対応というところだけはぜひやめて、正直に話してもらいたい」と語った。 司会の俳優、谷原章介（５１）は「今のところ変わっているのは水原さんの発言であって大谷さんは話していない」と補

通訳だった水原一平氏の違法賭博問題に関して記者対応する米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手。自身の関与を否定した＝２５日、ロサンゼルスのドジャースタジアム（Ｓｐｏｒｔｓｎｅｔ　ＬＡ／Ｌｏｓ　Ａｎｇｅｌｅｓ　Ｄｏｄｇｅｒｓ提供・共同） 【ロサンゼルス２５日（日本時間２６日）】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）が通訳を務めた水原一平氏（３９）の違法賭博の疑いが発覚して以降初めて報道陣に対応し、胴元への送金や賭博についての自身の関与を否定した。 大谷は「送金してくれと頼んだことも、許可したこともないです」と、関与を全面否定。自身の口座から少なくとも６億８０００万円に上るとされる金を盗まれた被害者の立場を強調した。しかし、質疑応答はなく、水原氏がどのように送金したか、なぜ当初大谷と一緒に送金したとうそをついたか、などの疑問は解消されなかった。 メジャー選手の財政事情に詳しい関係者によると

１分間最強を決める格闘技大会「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」ＣＯＯ、溝口勇児氏（３９）が２４日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。大谷翔平投手（２９）の専属通訳を務めてきた水原一平氏（３９）が、違法賭博に関与した疑いで米大リーグ、ドジャースから解雇されたニュースについて私見を記した。 一部では大谷にも批判が飛び火しているが、溝口氏はそういった意見について、「いくら近い関係だからと言って、あれだけのお金を勝手に振り込んだり、窃盗するのは無理なんじゃないか、そんなリスク管理ができてないことある？といった意見が散見されるけど、ハッキリ言って全然あります」とキッパリ。「実際、僕も全て１０年来の付き合いのＣＦＯに任せていて、会社も個人の振込系の支払いも、ここ数年自分でしたことは一度もない」と振り返った。 自身の体験談などを交えつつ、「大谷翔平くんの話に戻せば『リスク管理がなってない』

韓国で開幕戦を行う米大リーグ、ドジャースが１５日、仁川国際空港に到着した。米アリゾナ州のキャンプ地から１２時間のフライトで移動してきたド軍を多くのファンが出迎えたが、とんだハプニングに見舞われた。 聯合通信によると空港で待ち構えていた群衆の中のひとりがデーブ・ロバーツ監督（５１）に向かって卵を投げつけたという。「バカ者が卵を投げた。目撃者もいる。警察と空港当局は詳しい状況を調査する」と伝えた。

【グレンデール（米アリゾナ州）１０日（日本時間１１日）＝山田結軌、丹羽政善通信員、竹濱江利子通信員】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（２９）がダイヤモンドバックスとのオープン戦に「２番・ＤＨ」で出場し、六回に弾丸ライナーの適時二塁打を放って３打数１安打１打点、１四球だった。この日、米野球学会による統計データの発表会が行われ、大谷のスイングスピードがメジャー全体で４位タイと判明。パワーと正確性を併せ持つ球界屈指の打撃であることが実証された。 高速スイングから火を噴くような打球をかっ飛ばした。低いライナーが右翼線で弾み、勢いそのままポール際のフェンスで跳ね返る。六回無死一塁。大谷が今季のオープン戦で初めて４打席目に立ち、適時二塁打を放った。日曜日でチケット完売。スタンドをブルーに染めた１万２６５９人の観衆は、代走を送られて退くスーパースターに総立ちで拍手を注いだ。 「安打が見られて良かった