当日9日前の午後には、2度目の移植を前にしてカンファレンス(医者・看護師・患者・家族が参加しての説明会)が行われた。 今回は、骨髄繊維化、骨髄異形成症候群、散発的な熱(感染症)、非寛解状態での移植、と不利な条件がいくつもあり、リスクも大きい。 前回は「成功する確率は半々です」だったが、今回はもっときびしいようだ。鶴岡の打率(意外性にかける)なみというか、来期コンサがJ1に上がれる確率(あると思います)というか。 カンファレンスのあと、先生が部屋まで来て若干フォローしてくれた。 「インフォームドコンセントでは悪い方の話しかできないが、ぼくたちは良くなる方法をみんなで考えて提案している」 「今造血機能はほとんど動いてないが、むしろそれはいい面もある」 「骨髄繊維化に関してもこれでうまくいくことを考えている」 一言一言がありがたかった。患者的にはよく言われるように0か1の結果しかない。そして先生