バスに30分くらい乗って、サプンツァ村に到着。警察のところでバスを降りて、立ち止まってきょろきょろしていたら、ぺちゃ、と足下で音がしました。見るとつま先から3センチくらいのところに、できたての鳥の糞が。「ぺちゃ。」という音の直前に、前髪に「ぴ。」という感触があった気がしたので、まさかと思って触ってみると、やっぱり糞の飛沫が。黒いうんこでした。匂いはしなかった。見上げると、こんな感じで鳥の巣がありました。直撃じゃなくてよかった。 ティッシュで髪の毛を拭いて、気を取り直して宿に向かいます。バス停からちょっと歩くと、陽気な墓が見えてきました。今回のこの旅は、この墓を見るために計画したようなものなのです。 とりあえず宿に荷物を預けようと陽気な墓のすぐ近くにある宿の庭に入ってみましたが、誰もいません。奥の家の扉が開いていたので中を覗くと、おじいさんが一人いました。おじいさんが片手を顔の横にあてて寝