仕事帰りに立ち寄った紀伊国屋で読んだ本に、 いい意味でない衝撃を受けた。 あまりの衝撃に、一気読みしてしまったくらい。 超インパクトがあったのは以下の二点。 その1.今時のいい男(高収入でコミュニケーション 能力にも優れ、趣味も多い)が望むのは、高収入な女性。 キャリア女性はモテないという今までの定説は、覆される。 その2.日本の非婚化が進んだのは、「いい女が増えたのに、 いい男は少ない。女性は自分より「上」の男性を求めるので、 必然的に結婚しない女性が増えてしまった」から。 つまり「女はいい女ばっかりなのに、男がヘボいから、 独身が増えたのよ」って言いたいみたい。 あんた何様?ページにむかって つっこみたくなった。 全体に流れる「カネがないと幸せになれない」といった発想から、 著者はバブル世代だろうと思ったら、はたしてそうだった。 決め付けるのは何だけど、
お会いするのは何年かぶりだから、さすがにちょっと老けたかなと思った。でも、せっかちに歩く姿も、甲高い声で熱く語る姿も、昔とちっともかわらない。「1993年からだから、ずいぶん長いですよね」。そう言われて指を折ってみれば15年。その間に、何度も彼に会い、語り、彼と彼の成果について実に多くの記事を書いてきた。 彼とは、中村修二氏のことである。最初に出会ったとき彼は、地方の中小企業に勤務する一技術者だった。ところが、1年も経たないうちに、カリスマ研究者と呼ばれるようになり、やがて「日本としては初めての企業人ノーベル賞候補」と目されるようになる。その彼から「会社を辞める」という連絡をもらったのは、1999年末のこと。地方企業の技術者から米有名大学の教授へと転身し、一躍全国区のヒーローになった。 その彼が古巣の会社からトレードシークレットで訴えられ、その反訴というかたちで、いわゆる「中村裁判」が始ま
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